何故か世界一の名探偵に溺愛されてるんですが

似たもの同士とか… ページ45

乱歩side

僕のバカ！！ほんとに何してるんだ…！！！

あの、Aが僕のこと好きって！告白してくれたんだぞ！それを逃げ出すって男としてどうなんだ！！

……昨日のA可愛かったなぁ…へへへ

僕はなんてことをしてしまったんだ…もうダメだ世界の終わりだ…

うぅ…！！Aが僕のこと好きって！！好きって言った！！

てか、僕達両思いだったんだ！？

え、いつから！？いや、でもずっとって言ってたし！！

はぁ……A怒ってるかな…

もう、無理だ…死ねる。なんというか男としてる

切腹だ、切腹

んへへへ…Aが好きだって、僕のこと大好きでたまらないって…うふへへ…

かっこよくて素敵で僕しか眼中にないって…(乱歩フィルター)

…はぁ…すき…

そうだ、肝心のAはどこにいるんだ

乱｢くにきだぁ…A知らないか？｣

国｢え、あ、はい…えっ…と…Aなら風邪で休んでいます。昨日、寒い中冷水をかけられたのが原因でしょう｣

乱｢風邪…だぁぁぁぁ！そ、う言うことかぁ…｣

妙にテンション高いし素直だと思ったんだよ…風邪で朦朧としてたのか…

ん…？風邪…？？

乱｢僕ちょっと出かけてくる！！｣

谷｢え、乱歩さん、依頼は…｣

乱｢太宰と敦で行って来て！｣

僕は光をも超える速さで飛び出す(いや、実際超えてはいないけど、というか超えられないけど)

敦｢えぇ…｣

谷｢すみません…頼みます｣

太｢たまには助け舟も出してあげないとね｣

国｢貴様は毎日働け！｣

〜〜〜〜
Aside

(『ずっと、ずっと前から乱歩さんのことが好きなんです』)

『あぁぁぁぁ！ゲホッ…ゲホッ…』

私はベットの上で悶える

言ってしまった…！私は何を言ってしまったんだ！！

いや、と、言うより後半全然記憶ないというか頭がぼーっとしてなんか無意識と言うか全細胞が働いてなかった

ほんとに死ねる…

『ゴホッゴホッ…はぁ…』

恐るべし熱…と、言うか…乱歩さんに逃げられたし

最悪だぁ…

私、ほんとに告白しちゃったんだ…

でも、あの乱歩さんの狼狽えてる姿初めて見たなぉ…

ちょっと嬉しいかも…なんか色々と言っちゃた気がする…

『ゲホッ…けほっごほっ…んっ…』

ダメだ、いま考えると熱と合わせてパンクしそう

考えるのはやめてもう寝よう。そうしよう

乱歩さんのことはまた後で考えよう。うん、知らない。乱歩さんなんて知らない

私が布団に潜ると家のチャイムがなった

まぁ、そんなわけないですよね→←ほんとにあんな百面相初めて見て…（敦談

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