何故か世界一の名探偵に溺愛されてるんですが

この後1時間ぐらいノンストップで話してた ページ29

乱｢僕か限りなく清くて段階を踏んでいきたいんだ｣

太｢考えてない訳では無いんですね｣

な｢じゃあ、時が来たら手を出すってわけですのね！｣

なおみちゃん、何を言ってるんだ

乱｢そりゃあ、同意があればね｣

すっごく見直した

私の意見を尊重しようとするあたり76回分ぐらい見直した

私の中の乱歩さんのイメージってわがままのクズと最低だもん

乱｢まぁ、でも、無理やりして泣きながら嫌がるAに終わったらとびっきり優しくして僕に対する依存度をあげるもの悪くないけど｣

敦｢ひっ…｣

谷｢笑顔でものすごく怖いこと言ってる…｣

ヘタレ組が顔をひきつらせる…と、言うより流石に太宰さんも困ったような顔をしてる

太｢やっぱり乱歩さんは乱歩さんですね｣

な｢まぁ！お兄様にもできるかしら｣

谷｢ひっ…な、なおみ…！｣

騒がしい…と言うより、乱歩さんがその考えを秘めていたことに恐怖するんだけど

私よく今まで生きてたな…

乱｢みんなしてなんて顔をするんだ。僕はただ、無理やりやったら嫌だろう。だからちゃんとアフターケアをするって言ってるんだ｣

太｢違います、乱歩さんさっき依存度をって話してました。完全にAちゃんをマインドコントロールしようとしてましたよ｣

はぁ…仕事に戻ろう…

席に戻ろうと足を進めると躓く

乱歩さんっ！またこんなところにゴミを放り投げて…！

乱｢A！｣

ギュッと受け止めてくれる乱歩さん

こう見えて意外と力あるんだなぁ…

『…あ、…乱歩さん…ありがとうございます』

乱｢…やばい、いい匂いする｣

『台無しですね』

私のトキメキを返してください

乱｢いやいやいや、これは仕方ない！なに！？すごいいい匂いするんだけど！襲う一択！？これは完全に据え膳でしょ！？この顔と匂いと柔らかさと見た目は襲われても文句言えない！？｣

乱｢ほんとにお前自覚してるの！？他の男にそんな顔しちゃダメだからね！？で、襲っていい？！｣

乱｢いや、ダメだダメダメダメ！｣

乱｢乱歩さんって下手なんですねなんて言われたら僕は死ぬ…！確実に太宰じゃないが川に飛び込む自信がある！｣

『ちょっと乱歩さん色んなものに感化されすぎじゃないですか？』

スマホの広告といい今といい…よくそう話が広がるものだ

乱｢いやでも…ッ…お前達35分出てけ｣

『妙に生々しい時間やめてください』

乱｢はぁ…なに？なんでこんな可愛いわけ？この美しさと言い…｣

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