【続編】幼なじみに失恋しました【神威】

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【A】




「はい、今夜はカレーにしたの。神威くんいっぱいお代わりしてね」




神威「ありがとうございます。いただきまーす^^」




神威くんの大食いっぷりはお母さんのツボだった。
私もお父さんも基本少食なためお代わりなんてしたことがない。


料理上手のお母さんはどうしても自分の手料理を誰かにたくさん食べさせたいらしく、昔はよく口をこじ開けてでも食え、と言われていた。


大食いの神威くんはお母さんにとって理想的な存在だと思う。
神威くんもお母さんの手料理は好きみたいで毎回残さず綺麗に食べてくれた。
それはお母さんだけじゃなく私も嬉しかった。




「神威くん、どう？美味しい？」




神威「んー、やっぱりママさんの手料理はいつでも美味いですネ^^」




神威くんは夢中になって食べていた。
食べ始めて1分も経たないうちにお代わりをする。
こいつまじですげぇな。




A「神威くんよく太んないね」




神威「体も動かしてるからじゃない？」




A「いやー、明らかに運動量と摂取量がバランス取れてないと思うけど…」




あー、でも総ちゃんや叔父さんとか結構食べるけどあそこも全然太らないな。
男の人は体質的に太らないから羨ましい。




「A、あんたまだそんだけしか食べてないの？遅い。早く食べな」




A「平均的なペースだわ」




私とそこの胃袋モンスターを比較するなと強く言いたい。

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