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結局どちらもはっきりとしなかった。そして、そのモヤモヤといつまでも曲がり道ばっかりなまま、夏休みが過ぎようとしているのに
焦っていたのだ。
紙ストローは嫌い。プラスチックの方が好き。
色が沢山あって、見ていて楽しい。理由としてはただそれだけ
オレンジジュースはあんまり好きじゃない。飲めない訳じゃないけれど、ぶどうジュースの方が好き。
特に赤紫色のぶどうは、なんとなく氷が綺麗に見えるから。
そうやって私は青色のプラスチックストローとぶどうジュースのセットで、彼を見つめていた。
国見｢好きって、女と子って書くじゃん｣
晴来『その心は？』
国見｢どちらも男が好きになるものでしょう｣
ロリコンもいけるんだね。と返したら割と強めに怒られた。国見くんはいまいちどこが沸点なのか分からないため、いつも私を困らせている気がする。
国見｢俺はそんな話しにわざわざファミレス来てんじゃねーけど｣
そんな話…とは、そもそも先にボケたのは国見くんの方では無いのかとそっと心の中で呟いた。
晴来『そんな話って…好きって話？』
割と真剣であるのだ、国見くんは相変わらず無表情だけれど国見くんなりの考えがあるのだろう。
国見｢そもそもさぁ、俺達友達っていうほどでもなかったじゃん｣
そうなのか、めっちゃ友達だと思ってしまった。
国見｢つーかそもそも貸しとか借りとか意味わかんないとこまでいってたし｣
それは国見くんから言い出したのでは？
国見｢男女って気もあんま無かった気がしたし｣
確かに意識はしなかったかもしれなくもない。
国見｢…どっちだよ｣
否、どちらでもない。
その心は、答えが出せないだけである。[完]
勝手に終わらすなとまた怒られた。そろそろ国見くんのピリピリ感が伝わってくる。
晴来『でも本当、どちらでもないよ。
でも、国見くんはもう私の中にあるでしょ？だから無いってしっかり言えないの』
私が鈍感でした。ほっておいたので見過ごし。
なんて簡単には言えない、国見くんがあの時どんな思いで私に聞いてくれたかなんて分からない。
でも恋愛なんて分からないから、尚更どうするのがいいのかなんて分からない。
だから
覚悟を決めようと思った。
晴来『国見くん、行こう』
国見｢は？どこに？｣
答えがあるのか無いのかなんて分からない。
けど、ほっておくのは良くないってわかってるから。
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れい - やっぱり好きな物って暫くして振り返るとしみじみしちゃいますね…私があきらくん推しになった頃に追っかけてたなぁって懐しんでますwww (1月3日 16時) (
レス) @page48 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃああああああ！！！ゆっくりでいいから更新ファイト！！！ (9月4日 18時) (レス) id: 068cca9f48 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃん、せっかく返信してくれたのにごめんね、なぜかログインできなくなってる。新しいのでたなってみてみたら「は、良すぎだろ！？」で家で叫んで怒られたお(なんか叫んで怒られることが多いこの頃ですが)頑張ってー、応援してるぜｲｪｱ (2022年11月26日 19時) (レス) @page6 id: 788b39c782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぅ | 作成日時：2022年10月29日 18時
