. ページ2
『_____!か…さん!__って、あ…さん!』
『おかあさん!!!!!』
胸が痛い
自分の声が頭が響く
息苦しい
…悲しい
いろんな感情そのものが、痛くて痛くて、苦しくって。悲しくって。
自分の声が聞こえる
あー
嫌な声だ。
あー
嫌な色だ。
あー
嫌な声色だ。
.
.
.
.
.
.
「あの…晴来さん」
「…晴来さん」
優しかった声が、突然ため息を吐いて面倒くさそうな声色に変わる。
『ぁ、ごめんなさい。ぼーっとしちゃってて…て、』
どうやら、隣の席の人が気づかせてくれたようで…えっと。
くにみ…えい???
国見「"くにみあきら"、俺の名前」
晴来『よ、良く考えてること分かったね?』
国見「分かりやすい顔だったから…晴来A、変わった苗字だね。」
私は良く感情が表に出やすい、らしい。
なんで私の名前を知ってるんだろう?って言いたいけど、まずそこは置いといて…
国見くんはどちらかと言うと、無感情無表情に近いな、と思えた。…これ失礼かな。
国見「…はぁ、まぁいいやさっさと終わらせよ」
晴来『だね』
今は隣の席でペア活動。まぁなんだ、お互いの顔を描き合う…美術の授業
再度向き合い、描こうとする
が、私は鉛筆を止めた。
晴来『…案外表情ある』
国見「は?」
無表情だと思ってしまった、私は本当に失礼極まりなかったのだ…。
そう
国見くん、の顰めっ面を見たから。
63人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れい - やっぱり好きな物って暫くして振り返るとしみじみしちゃいますね…私があきらくん推しになった頃に追っかけてたなぁって懐しんでますwww (1月3日 16時) (レス) @page48 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃああああああ!!!ゆっくりでいいから更新ファイト!!! (9月4日 18時) (レス) id: 068cca9f48 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽 - なぅちゃん、せっかく返信してくれたのにごめんね、なぜかログインできなくなってる。新しいのでたなってみてみたら「は、良すぎだろ!?」で家で叫んで怒られたお(なんか叫んで怒られることが多いこの頃ですが)頑張ってー、応援してるぜイェア (2022年11月26日 19時) (レス) @page6 id: 788b39c782 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なぅ | 作成日時:2022年10月29日 18時