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お客さん ページ9

貴女side

眩しい朝日が東の空に昇る頃。私はいつもの様にせせらぎを聞きながら洗濯物を川で洗って干して…淡々と仕事をこなしていく。

よし、次は掃除かな…!

私は川で水を汲んで、掃除場所に向かう。

向かっている途中、首からするっと何かが取れたのを感じた。

首元を見ると、昔丁に貰った勾玉に紐を通した首飾りが見当たらない。

え、取れたのかな?

自分が抱えている水を入れた器を見ると、中にその首飾りが沈んでいた。

貴女『…なんで取れたんだろ?ほどけちゃったのかな?』

私は水の中からそれを取り出し、器を地面に置いて、自分の首に首飾りを付け直した。

とても大切な物だもん。もう落とさない。

私は勾玉に軽く接吻してもう一度器を抱えた。

貴女『よし!次こそ掃除!!』

私がもう一度歩き出した時だった。

?「A」

振り返ると、そこには見慣れた姿が。

貴女『ん?どうしたのナギ。』

ナギ「俺の父さんが、Aにお客さん来てるって…」

貴女『お客さん?ふ〜ん、誰だろ?』

ナギ「俺にもわかんねーけど、取り敢えず行ってみたら?Aにならわかるかもしんねーし!」

貴女『じゃ、取り敢えず行ってくる!教えに来てくれてありがとう、ナギ!』

ナギ「お、おう!」

私は一旦自分の家に水の入った器を置き、ナギのお父さん…要は村長の居る所に向かった。




____________

貴女『お待たせしました!』

村長「おお来たか!お客さんがお待ちだぞ。」

私は村長の隣に座るほっそりとした女性を見た。

…!!

私と同じ藍色の目。
長い黒髪。

貴女『おかあ…』

いけないいけない。

声に出すところだった。いや、出してるけど。

根拠はないけど、多分言わない方がいい。

私は慌てて口を抑えた。

村長「ん?どうしたんだ、口なんか抑えて。」

貴女『い、いえ!くしゃみが出そうになっただけです!』

適当な嘘をついて、姿勢を正す。

女の人「あの…この子と外で話して来ていいですか、村長。」

村長「ああ、いいともいいとも。じゃ、A、行って来なさい。仕事はしなくていいから。」

貴女『は、はい!』

私は自分の母親だと思われる人物に手を引かれて行った。

運命とか恋愛とか→←いい恋愛してるやつ



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- 絵上手いですね! 書き方教えてほしいです、、、、。私、好きな人がいます。告るか悩んでて、、、。どうしたらいいですか? (2020年10月20日 11時) (レス) id: bcdcf4ec06 (このIDを非表示/違反報告)
- 謎の沈黙ターイム(バリトン)wwこれ、気に入りましたww (2020年10月20日 11時) (レス) id: bcdcf4ec06 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - もんじゃさん» コメントありがとうございます!え!本当ですか!?嬉しいです^^ありがとうございます! (2018年6月15日 19時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
もんじゃ(プロフ) - 絵めっちゃ上手ですね!! (2018年6月15日 17時) (レス) id: 84ebad2ff3 (このIDを非表示/違反報告)
メグル - 雛紗さん» 承知っすw (2018年6月13日 22時) (レス) id: 5915396e2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雛紗 | 作成日時:2018年4月9日 17時

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