102，伝える ページ30
〜おそ松 side〜
さて、シオン ファミリーのほうはすっごい雑に終わったけど…
それからの俺達は何も変わってない。
今日も兄弟で俺の部屋に集まって、他愛ない話をしていた。
ちなみにAは仕事中。
トド「で、おそ松兄さんは一体いつになったら告んの？」
おそ「ばっ…うっせーな！関係ないだろ！」
チョロ「関係なくはないだろ」
一「兄さんとAがくっついたらAが姉さんになるんだし」
十四「A姉さん！」
カラ「いつまで
おそ「元はと言えばお前らのせいだろ！」
俺のAに対する好意はだいぶ前に弟達に気付かれていたらしい。
それ以来、俺がAに告白しようとすると必ず邪魔してきた。
おそ「10年前だって邪魔されたし、7年前だって乱入されたし、5年前だって…」
チョロ「どんだけ根に持ってんの」
一「今振り返ると結構邪魔してきたよね、俺達」
おそ「そう！お兄ちゃんすっごい邪魔されたの！」
カラ「あの時の俺達はまだ幼かったからな…」
トド「まだAを独り占めさせたくなかったし…」
おそ「…今は、もういいのかよ」
十四「いっぱい一緒にいてもらったから、もう大丈夫！」
十四松は、ぱっと明るく笑った。
トド「ま、そういうわけで」
チョロ「早く行ってきなよ」
一「今度は邪魔しないからさ」
十四「ファイトだよ！」
カラ「クールに決めてこいよ！」
おそ「はぁ……」
大きく息をついて、頭を抱える。
つくづく思う。
親が死んで、ザクロ ファミリーにきて、色々あったけど…
おそ「よし！んじゃ、行ってくるわ」
「「「「「行ってらっしゃい！」」」」」
・・・・・・
十四「ずるいなー…おそ松兄さん」
一「でも俺達で決めたこと…だし…」
カラ「気持ちを伝えようと、1番最初に動いたのはあいつだ。何もしていない俺達がとやかく言うのは野暮だろう？」
チョロ「僕達に出来ることは、あのクソ長男を精一杯応援することだよ」
トド「…そうだよね。でもさ、最後にちょっとだけ…いいよね？」
そう言ってトド松はお揃いの松のストラップを付けたスマホをとりだした。
カラ松とチョロ松は顔を見あわせ、ふっと笑う。
カラ「まぁ、そのくらいならいいだろう」
チョロ「僕達だって何もしないで諦めるのは癪に障るよね」
一･十四「「？」」
一松と十四松は2人で首を傾げていた。
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夜風 樹(プロフ) - 結菜さん» コメントありがとうございます！いえいえこちらこそ！返信クソ遅くてすみません！シリーズすべてにコメントしてくださいましたよね！ありがとうございます！楽しんでいただけたのなら幸いです！これからも頑張ります！ありがとうございます！ (2018年8月5日 11時) (
レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - コメントクソ遅くてごめんなさい！最初から全部読ませていただきました！とても楽しかったです！これからも作品作り、頑張って下さい！ (2018年8月5日 6時) (レス) id: 4eaa158dbb (このIDを非表示/違反報告)
夜風 樹(プロフ) - メプルさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけてなによりです！次回作の方も頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年6月9日 22時) (レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
メプル(プロフ) - 完結おめでとうございます！楽しんで読ませて頂きました！新作も読みます！頑張って下さい！(●'д')bﾌｧｲﾄです (2018年6月9日 22時) (レス) id: 57070503d4 (このIDを非表示/違反報告)
夜風 樹(プロフ) - ピカグさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです！最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました！これからも全力が頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年5月28日 0時) (レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜風 樹 | 作成日時：2017年11月12日 23時
