チビだったからってナメんなよ【マフィア松】

100，シャラン ページ28

〜おそ松 side〜


…とは言ったものの、この状況は少しまずい。

この戦いはどちらかが倒れるまで終わらない。

Aもわざとやられる気はないだろうし…

かといってあまり長くなれば俺達が殺られる。

Aの体力は俺達六つ子よりもはるかに高いから。

つまりこのままだと待っているのは【死】のみだ。

それでも戦うのは、時間稼ぎのため。

今の状態をひっくり返す大きな何かを探すための。

俺も、弟達も、Aも、色んなところを観察してきっかけを探している。

どこだ。

どこだ。

見つけろ。


＿＿＿シャラン＿＿＿


どこかから鎖の揺れた音が微かに聞こえた気がした。

Aも振り子とか言ってた気がする。

催眠とかいうくらいなら紐とかじゃないはずだ。

それこそチェーンとか鎖とかみたいな…

すっ…と周りを見渡す。

注意深く、見逃さないように。

じっと見ている、シオンの胸元がキラリと光った。

おそ「…！」

胸ポケットから垂れる細い鎖。

あれだ！

兄弟達と視線を交わす。

全員と目を合わせて強く頷いた。

俺はシオンに銃口を向ける。

シオンは余裕のある笑みを浮かべたまま動かない。

ボディガードがいるから大丈夫ってか？

でも、そのボディガードは守れないんだよなー。

あいつらが抑えてくれる。

この弾はシオンに真っ直ぐ届くはずだ。

にやりと口角を上げ、引き金を引いた。


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皆さまお久しぶりです。

1ヶ月近く放置してしまい申し訳ありません。

しかも今回すごく短い…

そして意味わからん…

んでそろそろ夢主ちゃん救出しないと…


これから少しずつ更新していけたらと思っております。

よろしくお願いしますm(_ _)m

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