_冨岡さん。_ ページ41
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あ「怒られちゃうな.....」
激怒するしのぶさんが脳裏に浮かんで仕方ない
正座させられて何を言われるのだろうか
思わず恐怖で身震いをしていると
あ「ぁ......」
ふと、力が抜け地面へと崩れ落ちそうになった。
.......まあ、ずっと動いてたしな....
完璧に体が万全っていうわけでもないのに
胡蝶さんの言うこと聞いてればよかったかな
なんて思いながらも地面へ倒れそうになった
その瞬間
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冨「胡蝶に叱られるぞ」
あ「......冨岡さん」
そこには私を支える冨岡さん。
あ「.....ありがと...ございま......」
お礼を言わなきゃなのに
私の意識はそこでなくなった。
____
あ「.......ん」
うっすらと目を開ければもう既に夕方だった。
目の前には知っている羽織、匂い。
あ「......冨岡さん?」
と、私がいえば
冨「なんだ」
短い返事をしてくれた冨岡さん。
あ「降ろしてもらっていいですよ、?
任務帰りですよね、すいません」
私が言った通りで
おんぶして気を失った私を運んでくれていたのだ
.....きっと任務帰りなのに....
冨「たまたまお前が目の前で
倒れそうになったのを支えただけだ」
私が言っても優しい冨岡さんは
一向に下ろそうとはしない。
いや.....流石に.....
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あ「でもおんぶは____」
それでも拒否しようと思い言いかけた
すると
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冨「俺がしたいからしている」
あ「!!!」
長くもない、言葉が返ってきた
あ「.......」
冨岡さんは不思議ね
あなたと話してるとなんだか不思議な気持ちになる
そしていつも_____
あ「....冨岡さんはいつも助けてくれますね」
冨「...」
あ「初めて出会った時もそう。
炭治郎や禰豆子ちゃん.....私のことも救ってくれた」
何も言わない冨岡さんを気にせず
どんどん言う。
あ「那田蜘蛛山でも助けられて...
裁判の時には『生殺与奪の権を他人に握らせるな』
なんて言ってた癖に
私たちにその権限を握らせて.....」
涙が止まらなかったのを覚えている
嬉しくて、感謝しきれなかった
あ「血もずっとくれて、任務終わりには
心配してくれて....
私が倒れそうになったりすれば
すぐに来てくれて支えてくれる。」
なんでそこまでしてくれるんですか?冨岡さん
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さき - とても面白いです!!頑張ってください!!ひとつ気になることがあってー波乱 開始ーの話の「上弦」の漢字が「上限」になってます。これからも頑張ってください!!応援してます!! (2019年10月24日 21時) (レス) id: 10bc10a02f (このIDを非表示/違反報告)
あお - 少し日本語の間違いが多いかな.........と思いますが、とても面白いです。これからも楽しんで読ませて頂きます! (2019年10月20日 22時) (レス) id: 03cb9b6635 (このIDを非表示/違反報告)
すンず - めっちゃ最高!!更新頑張って下さい!応援しています! (2019年10月20日 21時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
さたなさ(プロフ) - フォロバありがとうございます!更新頑張ってください! (2019年10月20日 9時) (レス) id: d3fdc83056 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫ユキナ(プロフ) - さたなささん» フォロー返しました!ありがとうございます!(嬉) (2019年10月20日 0時) (レス) id: 4778a13763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月24日 22時