【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして3

＿大切なモノ＿ ページ23

.





【この帯はね、
お父さんが初めて私にくれたモノなの】





【お父さんが？？】





【ええ あんな不器用なセンスもない人が


初めて.....私にくれたものなの】



【お母さんの宝物？】




【ええ、そうよ宝物よ

......大切なモノ。


いつかAにも分かるはずよ


大切な人からもらったモノが

どれほど素晴らしいものなのか.....






＿＿＿＿＿＿でもね、A。】






【なあに？お母さん！！】









'









'








'









【＿＿＿＿＿＿あなた達、''家族''が1番の宝物よ】





＿＿＿＿＿＿＿



＿＿＿




＿









あ「.......」







'








妓「まだ生きてやがったなあ」



堕「早く殺しましょお兄ちゃん！！！！」






あ「っ......」



身体中が痛い



長い夢を見ていた気がする





お母さんとの.......懐かしい記憶。









堕「私コイツ嫌いよ


私の帯がコイツの前だと言う事聞かないの」






......帯.......




あなたの......





あ「.......その＿＿＿＿」








堕「何言ってるか聞こえないわよ！！！！」







あ「.....その帯は.......」



私がそう言うと








堕「ああこれね。無残様が気に入っていた
女の人が身につけてたモノらしくて貰ったの。」




と、帯を触る女。






あ「.......」







......触らないで




''無残様が気に入っていた女の人''




ふつふつと、心の中で怒りが湧く。






あ「その帯は.....お母さんの.....」









堕「！！！......あなたのことね

氷雪一族の生き残りって。」





妓「よく見たら耳飾りしてるじゃねえかあ」







堕「.......じゃあこの帯アンタの母親の者なのね





この帯で何人のも命を
奪ってきたか教えてあげようか？」






あ「.......」






.....やめて







妓「お前の母親も不幸だなあ
あんな一族の末裔の妻になんてならなければ
長生き出来てたかもしれないのになあ」







あ「......お母さんのことを.....


...不幸みたいに言わないで」







＿＿＿＿＿＿



【お母さんはね、
Aたちの成長を見れるのが一番の幸せよ】


＿＿＿＿＿＿＿







堕「でもあなた達の家族は死んで仕方ないのよ


父親も母親も何も守れず死んでいったわ！！」








あ「.......」





感情を抑えなくてはならない



気持ちが高ぶると、理性を失う





約束したでしょう？煉獄さんと。







'







....でもね、煉獄さん

＿許さない＿→←＿ごめんなさい＿

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