【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして3

＿守れねえ＿ ページ17

宇髄side




上弦の陸とやり合ってどのくらいが経った



攻撃が速い


伊之助が言ってたよう蟷螂みたいな奴だ。


何だこの太刀筋は.....



上弦....これほど厄介とはな





炭治郎も動けてるのが不思議な位だ


多分肩の傷が相当深い 止血はしているようだが

ギリギリだ。左手は柄に縛っておかないと


握ってられねぇんだろ



俺が毒を喰らっちまったせいで.....



はやくカタをつけなけりゃ全滅だ




Aに至っては気を失っている


守らねェと.....！！！！




宇「ッ！！！！」



足を踏み込んだ瞬間。



目の前に飛んできたクナイ。


屋根の上を見れば雛鶴が放ったものだ



藤の花の毒が使われたクナイ＿＿＿



再生が遅くなるはず





そう思い、上弦の脚を斬れば案の定

再生がされない。







宇「炭治郎！！！」





よろめく鬼に詰め、


炭治郎の刀と俺の刃が鬼の頸の寸前へ



このチャンスを逃すわけには＿＿＿＿






頸に刃が擦ろうとした瞬間。






妓「いやあよく効いたぜこの毒はなあ」


そう言った奴の足が瞬時に生えた。



宇「！！！」



足が再生した 畜生 もう毒を分解しやがった



そして




奴の血気術が放たれた。



炭治郎......！！！



宇「っ！！！」



炭治郎を突き飛ばし、血気術から離れさせた




宇「音の呼吸 肆ノ型 ''響斬無間''」



土煙画晴れれば、上弦がいねえ



消えやがった。



どこに＿＿＿＿




宇「！！！」



まさか.....




宇「雛＿＿＿＿」





雛「天元様私に構わず鬼を探してくだ＿＿＿」



雛鶴の言葉は途中で途切れた。

上弦が雛鶴の口元を掴んでいたせいだ




妓「よくもやってくれたなあ
俺はお前に構うからなあ」




宇「雛鶴！！！！！」




くそっ、帯が邪魔で雛鶴の所まで行けねえ！！








やめろ、やめろ





守るって決めただろうが




やめろ、やめろ、




妓「テメェはここで殺すんだよなあ


＿＿＿＿＿＿哀れだなあ」







宇「っ！！！！」







雛鶴が殺られる＿＿＿＿＿＿




届かねえ、何も出来ない


大事なものが守れねえ


煉獄のようにはやっぱりできねぇ





宇「やめろッ！！！！！！！」





失う。




そう、おもった瞬間






'








'








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あ「氷の呼吸！！ 弐ノ型 ''雪月花''！！！！」




目の前で上弦が凍り、斬られた。



雪の結晶が舞ってきた。





'








宇「.....A...」

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