. * P ! n k II * . 【花巻貴大】

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町倉さんは何度も謝った後走っていってしまった。



ほんとに大丈夫なのかな…



なんだか昼寝をするような気分にはなれず、私はトボトボと教室へ向かった。




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及川｢あ、A〜!!!こっちおいで〜!!｣



貴方｢ゲッ｣



教室で大人しくしてようと思い帰ってきたのに扉を開けると徹達がクラスに来ていた。



当然そこには花巻もいるわけで。




及川｢ゲッてなに!?｣



岩泉｢静かにしろクズ｣



及川｢ついにただの暴言になった!?｣



みんなで仲良くしてるところを見ると



ふと、私もいつまでも意地張ってちゃいけないなあと思った。



貴方｢徹は相変わらず元気だね｣



私も笑ってその輪に入る。



花巻とのアレは、もうなかったことにしよう。




松川｢どこからそんな気力出んの?｣




みんなの会話を聞いて笑う私を



花巻がじっと見つめていたことに



私は気付かなかった。


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