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再会 ページ8

うそ!もしかして先輩にぶつかっちゃったのかな?


そう私が不安で頭がいっぱいになっていると、ご兄弟の方々の方から、息をのむ音が聞こえた

そういえば、追いついてきた妹達からは、一切声が聞こえてこない

なぜだろうと疑問に思いながら、恐る恐る頭を上げてみると、そこにあった顔は…………






?「……っさ、さくら、ちゃん?」

『っえ、おそ、松くん』

会いたかった愛しい幼馴染の顔でした

その顔を見た途端に、私まず




声を上げて泣きました

『お、おしょまづぐ〜〜〜〜ん!!!』

全–さ「「えっ、ええーーーーーー?!?!?!」」

お「ちょちょ、さくら、ちゃん!落ち着いて!」

そう聞こえたけど、そんなの無視して、私はおそ松君に抱きつきました

お「ささ、さささくらちゃん?!?!」

『ふええ〜〜!!おじょまちゅぐん、ヒゥ、あいだがっだ〜〜』

お「え、ちょ、嬉しいけど、だいぶ恥ずい!一旦落ち着いて!」

す「そうですよ、さくら!抱きつくなら私の胸に来なさい!」

ゆ「なっ、ずるいぞすみれ!」

つ「そうだよ!何一人だけいい思いしようとしてるの?!」

お「そこじゃねえよ!」

〜十分後〜
おそ松side

『さくらちゃん、落ち着いた?』

さ「…うん。」

『よかった、なら、一旦離れてくれるかな?』

さ「………………いや。」

さくらちゃん達と再会できて、正直舞い上がりたいし、俺も泣いて喜びたいが、それ以上に、みんなの変わりっぷりに驚きを隠せずにいる

まあ俺の弟達もずいぶんキャラチェンジしたが、正直それを上回っていると思う

まず第一に、さくらちゃんとは小学校の頃から他よりも距離は近かったが、それに対してゆりちゃん達に何か言われたりしたことがなかったはず

しいていうならからかわれたぐらいだ

だが、それが一変、めっちゃ睨まれている

まるで獲物を狩る肉食獣のように

いや弟達から嫉妬の視線を浴びるならわかるが、その十倍ぐらいきつい目つきで、さっきを浴びせられている

これには流石に弟達も驚いているようだな

今の現状を言うのなら、保健室に男女6人ずつ、計12人が集まっている

流石に公衆の面前であれは恥ずかしかったので、慌てて駆け込んだ

さくらちゃんはようやく泣き止んでくれたみたいだが、離れてくれない

正直めっちゃ嬉しいよ!好きな子に抱きつかれるなんて

でもそろそろ、俺、コロされちゃうかも

可愛い俺の天使→←さ「入学式、緊張するなぁ。」


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作者名:桜並木 | 作成日時:2019年9月23日 19時

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