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転校生 ページ20

月曜日、部活中に考える

不思議な子だったなぁ…あの子

まぁ、もう会うことは無いよね

そう考えた矢先

ドンッ

「痛あ…ちょっ、誰!?」

後頭部にサーブ食らった…

「部活中にボケッとしてんじゃねぇよこのボゲ!!」

「痛いよ岩ちゃん…」

『及川さーん、大丈夫ですかー?』

どこの誰かも知らないファンの声が聞こえる

「全然平気ー!」

そう返して、声の聞こえた方に顔を向けた

そこに居たのは

「ハーイ、及川さん!」

「あ、君は…」

「えぇ、覚えててくれたんですか?僕感激ですよ!」

そこに居たのは、茶色の髪をツインテールにして、赤いフルフレームの眼鏡をかけた

「土曜日に…会った…」

「そうです!じゃ、また〜」

あの、不思議な子

青葉城西の生徒?でも、見たことなかったなぁ

もしかして…

「転校、生?」

「及川ー、朝練終わるぞー」

「え、嘘!!ごめんマッキー!!今行く!!」

まさか…でも、Aちゃんと同じ位な感じがした

…後で連絡しとこ



貴方side

『なんかね、不思議な子が今日の朝練に来たよ
 見たこと無い子だったから、もしかしたら転 校生かもね☆』

及川先輩からLINEが来た

不思議な子…?転校生…?

何だろう…そう思った時

「ねぇねぇっ、今日転校生来るらしいよ!!」

「えっ、俺達のクラス!?」

「そうそう!!どんな子かなぁ?」

「女子?」

「うん、可愛い子…らしい」

クラスメイトの会話が聞こえた

「えっ、本当?」

「うん、さっき先生が職員室で話してたし。
 Aもやっぱり気になる?」

「気になるよー。仲良くなれるかな」


「ほらー、お前ら席に着けー」

丁度その時、先生が教室に入って来た。
皆慌てて席に戻る

「もう知ってる者もいるかもしれないが、今日は転校生がいるぞー、よし、入れー」

これ、言ってみたかったんだよなぁ、とぼやく先生を尻目に、皆ドアに注目する


「こんにちは
 及川先輩に一目惚れして、追いかけて来ちゃ いました…♪
 皆さん、よろしくお願いします」

入って来たのは、凄く、綺麗な子

名前…と、誰かが呟いた

「あぁ、すみません、申し遅れました。
僕は、椎名…、椎名未来といいます。
ところで、及川先輩はどんな髪形が好きですかね?」

くるくると茶色の髪を指に巻き付けながら、笑顔で自己紹介した子。

しいな、みらいと名乗ったその子は、及川先輩の…何?

宣戦布告→←不思議な子



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かなぽん(プロフ) - ワセリンさん» ありがとうございます!!おお、いいッスね!!しぃちゃん有力です!! (2015年3月4日 22時) (レス) id: 66c25ccd64 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - しぃちゃんとか!?しぃちゃんとか!?((すみません、めっちゃ面白いっす! (2015年3月4日 21時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
みるくごっど@称えなさい((プロフ) - かなぽんさん» えっあのえっとこちらこそお気に入りさせてもらってます!!私なんかより何百倍も文才あるので頑張ってくださいね!! (2015年3月4日 18時) (レス) id: ec03837c70 (このIDを非表示/違反報告)
かなぽん(プロフ) - みるくごっど@称えなさい(さん» みるくごっどさんからコメントが…!!えっ、凄い嬉しいです!!お気に入りとかさせて頂いてます!!わあぁどうしよ、ありがとうございます!! (2015年3月4日 18時) (レス) id: 66c25ccd64 (このIDを非表示/違反報告)
かなぽん(プロフ) - 匣音マイさん» ありがとうございます!!本当に嬉しいです!ほのぼの…してるといいのですが…。 (2015年3月4日 17時) (レス) id: 66c25ccd64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなぽん | 作成日時:2014年8月27日 0時

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