私の一番キライでスキな生き物4【銀魂】

鬼が三十二匹 ページ31

《なっ…なんという力だァァァァ
晴明選手江戸守護に配した力を全てここに集結》



《巳厘野衆チームの式神を一瞬にして消し炭にしてしまったァァ!!
層安選手戦意喪失で逃亡
残るは道満選手だけとなってしまいました!!》



｢来るがいい道満
結野衆頭目
結野晴明の真の力
とくと見せてやる｣



｢……晴明｣



｢晴明ィィィィィィィィィ｣



二人は呪文を唱え始めた



｢臨兵闘者皆陣裂在前(りんぴょうとうかいじんれつざいぜん)｣



｢呪殺秘法(じゅさつひほう)
軍勝秘咒(ぐんしょうひじゅ)｣



｢アビラウンケンバンウンタララキリリアク…
呪詛返し｣



ドォォンと二人の呪法がぶつかる



《両者壮絶な呪法の撃ち合いィィ!!
会場が耐えきれません、まるでドラゴンボールのような光景です!!》



｢ぬぐおおお
晴明ィィ!!負けぬ…俺は負けぬぞォォ!!｣



｢無駄じゃ道満
貴様一個の力ではわしには勝てぬ｣



｢!!｣



《あーっと 道満選手競り負けたァァ!!
生命選手の放った巨大な呪法の波に飲み込まれたァァ!!》



｢がはっ｣



道満さんは晴明さんの攻撃により、一歩下がるも怯むことなく次の呪文を言った



｢ノウマク・サラバ・タタキャティビェクサラバ・ボッケイビャク・サラバタ・タラタ・センダ…｣



《しかし道満選手負けじとさらに呪文を詠唱する》



｢興奮して周りが見えなくなるのが道満貴様の悪いクセじゃ
今その貴様の目覚まさせてやる｣



｢だまれェェ
晴明ィィィ!!
不動明王火界咒!!」



《あーっと道満選手の周囲に燃えさかる無数の呪符がァァ!!
たった一人でこれだけの呪符を道満選手恐るべき呪力だァァ!!》



｢晴明ィィィ!!無数の炎に焼かれ灰になるがいい｣



｢道満｣



晴明さんの周りに道満さんのように燃え盛る無数の呪符が現れる



しかしどこからどうみても晴明さんの方が多い



千枚ほどあるのでは無いだろうか


｢サバを読むな｣



｢呪符103枚は四捨五入しても「無数」ではない
ちなみにわしのは1562枚…
これも無数には程遠いの｣



《なっ…なんと言う数だァァァァァァ!!
晴明選手 道満選手を上回る膨大な…いや1562枚の呪符を操っている
まるで炎でできた巨大な壁だァァァ》



｢せ…晴明
きっ…貴様｣



｢道満これがわしとお前の…｣



｢想いの差じゃー!!｣



ボゥと炎を纏った呪符がゴォァァァァアと道満さんを攻撃する



｢がぁぁぁぁぁぁ｣


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更新サボっちゃってごめんなさい〜

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