私の一番キライでスキな生き物4【銀魂】

鬼が三十匹 ページ29

｢邪魔をするなァ
道満んん!!｣



｢貴様の思い通りにはさせんぞ
晴明ィィ!!｣



《これは思わぬ所で場外乱闘が始まってしまったァァ!!
晴明選手 道満選手
キン○マの玉座をめぐって壮絶な験力比べをくりひろげている!!》



｢他人(ひと)のキン○マで何やってんだァ
てめーらァ!!｣



｢おのれェェ上じゃ!!｣



｢下だァ!!｣



｢上と見せかけ下じゃ!!｣



｢下と見せかけてやっぱり下だ｣



｢ストレートに下じゃ!!｣



｢いだだだだだ
オイてめーら結局二人とも地面に叩きつけてるだけじゃねーかァ!!｣



｢グッこのままではらちがあかぬ
道満一つ提案がある!!｣



｢なんだ晴明!!｣



｢タマは二つあるんだ、ここは右のタマをわし
左のタマを貴様のものとし、各々操ろうではないか｣



｢何でだァァァァ!!
なんで人のキン○マ勝手に分け合ってんだァァ!!｣



｢面白い
右左のタマを各々が操り戦わせ勝敗を決せんというのだな｣



｢なんで戦わせるんだ一体何の対決?!｣



｢ゆけェェ
佐介ェェェ｣



｢誰が佐介?!｣



｢行けェェェ
佑介ェェ!!｣



｢さり気に左右にちなむな!!｣



《おーっとリングの上でもう一つの壮絶な戦いが始まったァァァ!!》



下では使い魔同士、上では銀時のキン○マ



こんな光景もう二度と見られないだろうなぁ…
見たくもないけど



｢いだだだだだ!!
やめろォォォてめーら!!｣



《キン○マに思いを乗せたキン○マによる代理戦争
激しくぶつかり合う、タマとタマ!!
勝利をおさめ、玉座につくは果たして右か左か》



｢どっちもつかせろォォ!!｣



｢いだだただだ
潰れるっっ!!やめてくれェェ!!
仲良くしろォォ
てめーら実は双子だろうがスケット団と生徒会やってる事はバラバラでも人を助けようという心意気は一緒だろが!!｣



｢誰かやつらのケンカをとめてくれェ!!｣



銀時の叫びで外道丸はプチンと銀時のキン○マを潰した



｢………｣



｢これでいいでござんすか｣



すると銀時はよろめきドサッと倒れてしまった



《玉砕ぃぃぃぃぃぃぃ!!
坂田選手再びダウーン!!
これは立ちあがれません》



｢金ちゃんん｣



｢誰が金ちゃん｣



《カウントとります
ワンツースリー》



｢カウントなど必要ないわ!!
その首叩き落としてリングの外へ捨ててくれる!!｣



｢外道丸ぅ!!｣



晴明さんの言葉で外道丸が銀時を引っ張って晴明さんとタッチさせた



《あーっと坂田選手の式神外道丸
間一髪の所主人を救い出したっ!!》

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