大ちゃんの気まぐれ日記second (ページ25)

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ムジャキside

大貴「なんで喧嘩しちゃったの？」

ムジャキ「チョコ作ってきたのにやっぱり無理！とかいってたから
昨日せっかく頑張って作ってたのにって
A様の頑張りが無駄になっちゃうって思ったら悲しくてついつい意気地無し！って言ってしまったんです」

大貴「Aちゃんチョコあげるんだ……((ボソッ」

ムジャキ「え？」

大貴「ううんなんもでない」

ムジャキ「……？」

大貴「僕もロボット欲しいな」

ムジャキ「あ！ぜひ！○×フードへ！」

大貴「じゃあ、今度行こうかな」

バンッ！

A「ムジャキ！」

ムジャキ「A様！？」

A「よかった、よかったぁ
無事でよかった」

ムジャキ「泣いてるんですか？」

A「だって猫に連れてかれたらどうしようって
もし踏まれてたらどうしよって思って
探し回ったんだからね」

ムジャキ「すいませんA様
でも心配してくれてありがとうございます！」

A「ど、どういたしまして」

大貴「友情っていいね」

A「え！？大貴くん？」

大貴「えー、気づいてくれてなかったの？」

A「あ、ごめん」

ムジャキ「あ、A様」

A「え？」

ムジャキ「それ渡したら？」

A「あ……///」

A様の右手にはオレンジの袋

大貴様にあげるチョコ

A「だ、大貴くん
これ良かったら食べて」

大貴「俺に？

え？すっげー嬉しぃ」

大貴｢あ、今食べていい？｣

A｢ど、どうぞ」

大貴｢……え？」

A「どうかしたの？」

大貴｢これほんと？｣

A「なにが…ってえ！？」

あ……僕大貴様の名前だ
好きですって書いたんだ

大貴「ごめん……受け取れない」

A「え……」

は？なんで？

だって大貴様が言ってょ好きな人ってA様でしょ？

A様オレンジのシュシュ付けてるし髪長いし
僕が1番知ってるのはA様だし

A「そ、そうだよね
こんなの重いよね」

大貴「あ……！
ち、違うんだ

あの…えっと」

大貴「俺もAちゃんのことが好きです」

A「へ？」

大貴「あ、いや、えっと、
俺は絶対にAちゃんには告白されないって決めてたから
迎えに行くのは俺だって決めてたから

その…Aちゃんがしてくれた告白は無効にしてくれる？」

A「こんな私でいいの？」

大貴「Aちゃんだからいいの逆に俺でいいの？5年もウジウジしてたのに」

A「うん！私も大貴くんがいいの」