1話 いつもの日常 ページ2
アズールside
ア「さぁ、今日も励んで行きますよ。ジェイド、フロイド、お客様に失礼がないように。」
ジェ「かしこまりました。」
フ「はぁ〜い」
モストロ・ラウンジが開店し、オクヴィネル寮生はもちろん、他の寮生が入店してくる。
今日も忙しそうだな、と会計資料をまとめ、学園長に渡す上納金と内訳資料を作成していく。
これが終わったら、僕もホールに出ますかね。
ジェ「アズール、失礼しますよ。」
ア「なんですか？僕は今忙しいんですが。」
ジェ「すみません、飲料が切れそうなので、今日の夜は在庫確認を行う予定でスケジュールを立てておいてください。」
なるほど、確かにスケジュール管理は大切ですからね。
彼は本当に賢い。
ア「わかりました。ありがとうございます。
僕もこれが終わったら、一度ホールに出ますので。今日は少し早めに閉店しましょうかね。」
ジェ「わかりました。他の皆さんにもお伝えしておきますね。」
お客様にもお知らせをしなければ。と去っていくジェイド。
今日は在庫確認をし、店を閉めたら明日の予習と今日の復習をし、寝ますか。と今日の予定を簡単に思っていた。
それがこんな簡単に崩れてしまうとは、思っていませんでしたが。
・
・
・
フ「はぁぁああ〜〜〜今日も疲れた〜〜〜ジェイドなんか賄い作って〜」
ジェ「はぁ・・・僕も今日は疲れてしまいました。アズール、なんかいってますよ。」
フ「なんかって何。」
はぁ、全く
ア「勘弁してください。今日はこのあと在庫確認をするんですよ。何を呑気なことを『あのっ・・・』ん・・・？今日はもう閉めたんですがね・・・」
というか、今までの学園生活でもあまり聞かない高めの声色。
店の入口付近におずおずとしながらもこちらの様子を伺う生徒・・・いや、生徒と思われる者。
フ「なにあいつ〜〜あ、アズールぅ、ご相談じゃなぁい？」
ア「あぁ、なるほど、可能性は高いですね。」
僕はカツカツと音を鳴らしながら入口へ近づいていく。
だんだんと相手のシルエットが見えてくる。
獣の耳はないためサバナクロー寮生以外と思われる。何かいい匂いがしますね。
香水の類となればポムフィオーレ寮生でしょうか・・・？髪も若干長そう・・・
ん？
待て
ア「・・・あなた、なぜスカートを履いているのですか？」
『・・・は・・・？』
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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします！！ﾁｭｷﾃﾞｽ (2020年6月28日 21時) (
レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます！頑張ってください、、！ｽｷﾃﾞｽ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます！！！ (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - ｽｯｯｷﾘｨｨｨｨ！さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心音ユイ | 作成日時：2020年6月13日 11時
