元公安がトリップしたら。 (ページ46)

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『いやぁ～………』

そう言って目を逸らすが、

沖矢/コナン「「ジッ………」」

うぅ…見つめられてるぅ泣

ダメだ。これ以上嘘つけねーよ。しかもコナン君と沖矢さん。いや、赤井さんは絶対敵にしたくない。無理。負ける。←

『はぁ…分かりました。言いますよ。』

そう言うと、コナン君と沖矢さんは嬉しそうに微笑んだ。

『でも、絶対信じて貰えないと思うので…、話してる途中は口出ししないで下さいね？』

コナン/沖矢「「分かった!!分かりました。」」

よしっじゃー言うぞ…？

『実は僕…別の世界からトリップしてきたんです。』

そう言うと、2人はポカーンとした顔をし、

コ「お兄ちゃん。ここまできて嘘つくの？」

と言った。ほらぁー!!疑うじゃん!!

『だから!!話が終わるまで口出ししないで!!』

『ｺﾎﾝ嘘だと思うかもしれない。でも本当です。その証拠に貴方達の正体や、周りの人の秘密も知っていますから。』

そう言うと2人はまたもやポカーンとし、口を開きかけたが、俺が鋭い目で睨むと口を閉じた。

『で、なんで知ってるのかは、ここ重要ですよ？僕が元居た世界では、この世界はアニメの世界なんです。』

そう言うと2人はまたもやポカーンとした。

『まぁ、漫画というか、アニメというか…。でも、僕は死んだはずなのに、気がついたら街中に立っていて、コナン君に声をかけられたって訳。』

そう言い終え、質問ある？と聞くと、

コ「あの…僕達の秘密って…？」

そう言われたので俺は、コナンくんの耳元に口を寄せ、

『君が工藤新一だとかね…？』

そう言うとコナンくんは「なんでそれを?!」と叫んだ。

まぁ、沖矢さんは赤井さんだってコナンくんも知ってるから普通に言えばいいか。

『あと、沖矢さんはFBI捜査官の赤井秀一だってことも。バーボンこと安室透に恨まれている事。その原因がスコッチで、でも貴方は何も悪くない事も知ってます。』

そう言うと沖矢さんは驚いた顔をしてから、「ほぉ…」と言って、首元に手を持っていき機械の電源を切った。

赤「彼が言っている事は本当だろうな。」

うゎお、本物の赤井さんの声だ…!!