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41 安室line ページ43

公安___

降谷「風見、ここの修正頼む。あとこれは向こうの資料だ。あっちで片付けろ。」


風見「はいっ!!」


はぁ、疲れた…が、まだまだデスクには仕事が山積みにされている。


…今思い出したんだが、今日はAさんのデビュー日じゃないか…?


…デビュー日!!


降谷「風見。テレビを付けろ。」


そう部下の風見に言うと、


風見「てっテレビですか…?」


と、戸惑い気味に言われたから、


降谷「いいから早くしろ!!」


と言うと、はいっ!!っと言ってテレビを付けてくれた。


そこには、、


健/A「『初めまして〜サルジュでーす。』」


Aさんが健さんと一緒に映っていた。


グループ名はサルジュというらしい。サルジュは…アラビア語で雪、、か?


そして、ファン名の名前はアルズか、、トルコ語で希望だな。


いい名前じゃないか。


そう思いながらテレビを見ていると、


風見「あっあの、この人達は誰なんですか…?」


他の部下も俺の顔を見てウンウンと頷いている。


降谷「右側の奴はお前に調べろと言った如月Aという男だ。今は俺の家に居候させている。」


そう言うと、


「「「「「「はぁ〜?!?!?!?!?!?!」」」」」」」


公安部に悲鳴がこだました。


降谷「なんだ」


そう聞くと、


部下1「だっだって!!アイドルと一緒に住んでるんですか?!」


部下2「いいな〜右の人凄くカッコイイ。」


部下3「それ凄いことですよ降谷さん!!」


部下が口々にそう話す。まぁ、アイドルと住むって凄いこと、なのか…。


風見「サルジュのMVも公開されたらしいです。ノンファンタジーという…。」


ノンファンタジー。


部下の1人がスマホをテレビと繋いでMVを流してくれた。


部下1「カッコイイ…」


部下2「歌声綺麗だな!!」


部下3「曲も素敵です!!」


部下も気に入ったようだ。


降谷「いい曲だな。」


Aさんに似合う曲だった。


再生回数も2000万回もされている。


これから人気になりそうだな。


少し微笑んでから、僕は資料と向き合った。

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作者名:さら x他1人 | 作成日時:2020年5月20日 15時

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