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33 安室line ページ35

ベル「貴方、なんでそんなに心ここに在らずなのよ。」


黒の組織の任務中。僕はボーッとしていたらしい。


そして今は帰る為に車に乗っている。


まぁ、そうなった理由はAさんだ。


今日の朝、Aさんは芸能事務所へと行った。


なんでだろう。その時不覚にも行かないで欲しい。そう思ってしまった。


彼の背中を押したのは僕なのに。でも、彼に言った言葉も本当だ。彼には幸せになって欲しい。愛を沢山受け取って欲しい。


でも、やっぱりモヤモヤする…。


そう思いまたもやボーッとしていると、


ベル「何、可愛い子猫ちゃんでも出来たの?」


少しニヤニヤした顔で言われる。


バー「違いますよ。ただの考え事です。」


そう言うとベルモットは面白くなさそうな顔をした。


ベル「そう、貴方の表情は恋をしている表情だったけど…。」


恋…?!


バー「何を言ってるんです。恋な訳ないでしょう?」


ていうか、Aさんは男だしな。


いやそれより俺はAさんのデビューのことについてが心配なんだ。


ベル「必死ね。」


クスクスと笑われる。


こんのばばa((殴


はぁ、こんなことしている暇があったら早くこの人を送って、Aさんを迎えに行こう。



そう思い、俺は車のエンジンをつけた。

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作者名:さら x他1人 | 作成日時:2020年5月20日 15時

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