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「ありがとうございました。」
気がついたら終わっていた。うわぁー記憶全然ない。
周りをチラッと見ると、みんな呆然としていた。えっそんなに下手だったかな…?
そう思いながら舞台を降りる。そこからはぼーっとして過ごした。
______
「では、結果発表をします。」
…緊張する、、、
柄にもねーな…笑
お願い…。そう祈りながら目を閉じる。
「今回、少し予想外の事がおき、優勝者を___2人にします。」
そういった途端周りがザワザワとしだした。
俺も呆然と舞台を見つめていた。
2人…?そんなに凄い人が2人もいたんだな。
謎に感心しながら結果を待つ。
「優勝者は、、234番、西川 健。そして、______
735番、如月 A。」
周りの視線が一斉に刺さる。
俺は信じれなくて呆然と審査員を見つめている。
んな、だって俺…1時間しか練習してないし…周りの方がレベルは高かったはずなのに…。
みんなに拍手をされながら舞台に上がる。
そこには、、社長が居た。
社長「おめでとう、健。Aなんで2人なんだとか色々思うことはあると思う。でも、貴方達はお互いを補いながら高めあっていける」
補いながら、高め合う……
社長「健の低い声や、Aの高い声。健のダイナミックで大きなダンスや、Aの繊細でしなやかなダンス。お互いが持っていないものを持っているからこそ、お互いを高めあえる。」
そう言われ、俺は健と言う隣に居る人を見る。その人も俺を見つめていた。今思ったけど、この人俺がさっきレベチだと思った人だ。
その人は、、健は俺を見つめながら、
健「これからよろしくな!!相棒!!」
そう心からの笑顔で言ってきた。
俺も心からの笑顔で、
「よろしくな相棒!!」
そう言い、2人で拳をぶつけた。
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作者名:さら x他1人 | 作成日時:2020年5月20日 15時