気がかりなこと ページ11
破壊を止めなければ。そう思った時、ガシャンと何かが壊れた音がした。 今度は結構近そうで、辺りを大きく見回す。
「近くで壊れたね…」
遥は呟く。私は小さく頷いて、音の聞こえた方に走る。本当に近くで壊れたようで、直ぐに何が壊れたか見つけた。
「嘘でしょ…。」
壊れていたのは、民家だった。今こそ人は居ないが、元の世界に戻した時に中に住んでいる人は無事なのだろうか。それが確認できない為、死んでいないか気がかりだ。
不安を募らせながら、私たちは歩き出した。
「………!」
突然、遥の足が止まる。私は遥の目線の先、空を見た。すると_
「星が…大きくなってる…!?」
空に輝く滅びの星は、巨大化して星の形がわかるほどになった。私は急いで本の内容を思い出す。確か書いていたはずだ。
「…『壊したもののエネルギーを吸い取り、その取り込んだエネルギーで巨大化する』…だったっけ。」
私はそれを声に出した瞬間に思った。このままだと危ない。勿論、それは遥もわかっている様だった。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←私たちにできること
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乙音と海凪(プロフ) - 申し訳御座いませんが、この小説のパスワードを忘れてしまいました。別で新しく投稿するので、其方で見て頂けたら幸いです。 (2021年4月4日 4時) (レス) id: f3435d618b (このIDを非表示/違反報告)
乙音(二次創作)と海凪(一次創作)(プロフ) - 弄月さん» ありがとうございます…!絶賛ネタ切れなのでめっちゃ頑張ります! (2021年2月3日 8時) (レス) id: 1dc2c912d4 (このIDを非表示/違反報告)
弄月 - 投稿頑張って下さい!楽しみにしてます (2021年2月3日 5時) (レス) id: d558e3e2af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:乙音(二次創作)と海凪(一次創作) | 作成日時:2021年1月17日 1時