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3話 ページ4
結局あの後、私は総悟との勝負に負けた。
憎たらしい笑みを浮かべて、奴が私に大量のマヨネーズを押し付けてきたことは言うまでもない。
「土方さんが手元にあるマヨネーズ使い終えて、備蓄用のマヨネーズに手を使い切るまでに使いきってくれよなァ。
まぁ、マヨネーズの半分は俺が強制的にお前の飯にかけるから問題ねェけどな。」
言っとくけど、備蓄用マヨネーズに手をつけたことがバレたら、切腹食らうのはAだからなと付け足し、其奴は去っていった。
私に残されたのは大量のマヨネーズと、屈辱。
終わらない試合は楽しいと言ったが、終わりの見えないマヨネーズを消費することは私の趣味ではない。
流石に食材を捨てることは気がひける。
誰か、これの引き取り手はいないものか。
その時、とある一人の人物の顔が脳裏に浮かんだ。
類を見ない大食いで、尚且つ食費に困っている人物が一人、いるではないか。
私はビニール袋に大量のマヨネーズを詰めて家を出た。
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作者名:けんそう | 作成日時:2018年5月11日 7時