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わがまま彼女 ページ7

・・・俺の家のアイスの減りが、おかしいほどに早い。何故だ。


「やっほー。お邪魔してるよん。一樹。」
ソファーに寝転がりながら、アイスを頬張ってる俺の彼女のA。
・・・


「原因お前か!?」
「?なんのこと?」
可愛らしく首をかしげたってだめだからな!騙されねえぞ!


「A・・・お前、今日アイス何本食った?」
「ん?え〜っとね〜・・・
五本!!




「おい!」
腹壊すぞ!?わざわざ十本入りのやつ買ってきてんのに・・・
「俺の財布がもたねえよ。」
最近、財布が反抗期なんだよ!



「とか言いながら〜・・・一樹も食べてんじゃん。しかも、ゲームかよ。」
あいつが言うとおり、俺は今、ゲームのイベントを進めている最中だ。
「仕方ねえだろ。明日で終わっちまうんだよ。このイベント。」
「この廃人が。」
どうとでも言えばいい。



「・・・」
「・・・」
部屋には、キーボードを叩く音しかなく、いやに響いて聞こえる。



こらえきれなくなったのか、
「ねえ、一樹〜・・・」
Aが妙に甘ったるい声で、話しかけてきた。
「構って〜・・・か?」
うんざりしたように問いかけてやると、




「うん。よくわかったね。」
とても満足そうな笑顔になり、子供が、疑問を親に投げかけるかのような表情になる。不覚にも可愛らしいと思ってしまった俺は重症なのだろう。


「いつもの事だ。
「「分かりやすいな」」



こいつ・・・
「おちょくってんのか?」
「で、なにしてあそぶ?」
キラキラとした彼女の笑顔に逆らえず、わざとらしいため息をつけば、また彼女の思い通りになってしまう。

だが、満更でもない自分がいるのも、たしかなのだがな。

ハッピーエンド?の物語→←気だるい



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SARINA(プロフ) - 磯部里菜さん» ごめんなさい。文字数の関係で、直すことは困難でした。ですが、以後、気を付けます。 (2014年12月28日 12時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
SARINA(プロフ) - 磯部里菜さん» ごめんなさい。趣味を始めたばかりで・・・・・・わからないところもあるんです。教えていただきありがとうございます。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
磯部里菜(プロフ) - 文章のルールは、鉤括弧の前に句点を入れない、……(三点リーダー)は偶数個点が並ぶようにする、といったものがあります。理解してから書いてください。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: 4e08e530c9 (このIDを非表示/違反報告)
SARINA(プロフ) - シノ。さん» そうなんですか!?ありがとうございます。 (2014年12月28日 10時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
シノ。(プロフ) - ・・・を…にしてみてはどうでしょう? 文字数が違ってきますよ? (2014年12月28日 10時) (レス) id: abf705269c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:jazz | 作成日時:2014年7月24日 19時

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