【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

よっしゃ！(高尾和成) ページ8

高尾side


俺には好きなやつがいる

その子は俺と同じクラスで、部活も同じ

…………まぁ、俺が頑張って誘ってやっと入ってくれただけだけど



今日は休日

午前中だけ練習で、午後からは部活がない！


滅多に休日とかないから今日はAちゃんをデートに誘ってみる



「なーなー！

Aちゃん、帰りに一緒にアイスでも食べて帰ろうぜ〜

俺奢ってやるよ！」



普通にデートに誘っても100%断られる

だから、一緒に帰ったらこっちのものだ

その後どっか寄ろうとか言ってデートに持ち込む


「私アイスいらない」


え〜……一刀両断かよ〜



「え〜いいじゃん

俺今日無性にパピコ食べたいんだよね〜

でも２つも食べれないから、ね？」



「…………半分くらいなら」


「よっしゃ！」


俺は嬉しくて思わずガッツポーズをする

それを見て口に手を当ててクスッと笑うAちゃん



「それじゃ、着替えてくるからちょっと待ってて！」



あー………

そろそろ誘うネタ、尽きてきたな〜





「高尾は策士だな……」

「木村、パイナップル」

これは美味しいな(赤司征十郎)→←貴方はとても可愛らしい人ですよ(黒子テツヤ)

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