【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

たまんない(原一哉) ページ20

原side


朝練の後、俺とAは同じクラスということもあり、一緒に人が来るまで話をする事が日課となりつつある



「それでね、花宮君が……」


「なぁ、A」



俺はAの話を遮り、声をかける

Aは不思議そうな顔をして首を傾げながら俺を見つめている



言おうか、言わないか……

正直、悩んでいたけど



「やっぱ、言うことにする


俺、Aの事好きなんだよ？」


俺は机に頬杖をついてAを真っ直ぐに見つめた



「……な、何冗談言ってるの？

笑えないから……」



顔を赤くして、戸惑いを隠せないA

さっきまで俺を見ていた目は、下を向いたり上を向いたり……



「冗談じゃないよ


正直、Aが俺以外の奴見てたり、話したりしてるとジェラっときてるんだけど

ま、アピールとかしてないから気付かなかったと思うけど



俺は本気でAが好き」


そう言って、Aのピンク色に染まった頬を撫でる


俺が、俺のせいで、Aがこんな表情してると思うと……






たまんない






「これから覚悟しててよ〜

俺の事しか考えられないようにしてあげる♪」



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いかがでしょうか!?

リクありがとうございました!!

美味しいでしょ？(紫原敦)→←loveの方で……(氷室辰也)

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