LIFE.24 ページ24
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テスト前日の放課後
私は、影山と喧嘩した。
「腹立つ！！なんなの、アイツ！」
「影山何時も、あんなじゃん」
国見も金田一も慣れているのか
シレッとした顔で食堂のパンを咥えていた
「横暴！自己中！！」
「立花も漸く気付いたの？」
「本当に自己中だよな、アイツ」
私は、教えてやってんのに
凄い逆ギレされて物凄い腹が立っていて
普段は言わないような事をポンポンと言う
「王様かよ！！」
「ブッ、何それピッタリじゃん」
最初に声を上げたのは国見
次に金田一も同意の声をあげる
「これから、アイツの事王様って呼んでやろ」
「あ、それ良い。俺もそうしよ」
ケラケラと笑って
王様という名前は見事に採用
「あ、テスト終わったら直ぐ、練習試合四回あるから把握しておいてだって」
「LINE？」
「そ、階上から」
皆、LINEやってんのか。
凄い最先端っぽ
つか、
流石強豪なだけあって
練習試合四回も組めるとは……
「なあ、国見」
「ああ、それ？……わかってる」
何がわかったんだよ
え、何がわかったの、国見くん。
「王様ってのが広まったら立花たちまち有名人」
「そうなの？へえ」
あ、王様広める気なのね
空気がそんな感じだよね、うん
「あんまり、やり過ぎないであげてね」
「なに、喧嘩中なのに肩持つの？」
「……あんなんでも、私の友達だから」
笑って、それから教室を出た
私も言い過ぎたし、謝りに行かないと…！
.
「影山ってさ、最近二重の意味でムカつく」
「立花関係、だろ」
「お前も何かウザくなったよな」
.
長い廊下。
それを走って、図書室に向かう
(まだ、いるかなあ……)
図書室のドアを開ける
影山は、ちゃんと其処に居て
私にノートを突き出した
「い、何時まで怒ってんだ立花ボゲ」
「……煩いなあ」
ーーーーで、終わったの？
そう聞くと影山は
無言で頷く
「当たり前だろうが、ボゲ」
「あはは、時間あったもんねえ」
そう言ってノートを開くと、
解答の最後のトコロの下に小さく文字。
『悪かった』
雑に書かれているようにも見えるけど
多分途中で恥ずかしくなって、
こうなったんだろう
「私こそ、ゴメンね」
「……お、おう」
なんだこの、
恋愛マンガみたいな展開は。
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
