第21話▽悲しい匂い ページ23
炭治郎side
「なぁ炭治郎〜Aちゃん、やっぱり俺じゃ無理だよォ〜。俺がいたって、何の役にも立てないしさぁ〜?」
『大丈夫だよ。善逸くんはすごく強いんだから、私、知ってるよ!』
ほら、はやくはやく!
と手を差し出すA
やっぱり、優しい匂い。
でもたまに、優しい匂いの中に、悲しい匂いが混ざった匂いがする。
Aも、過去に何かあったから鬼殺隊に入ったんだろう。
いつかその理由をいってくれるかな?
「え!?俺強くないよ!?なんなら次の鬼で絶対死ぬよ!?って言うか、て、手!何その手!握っていいの!?まじ!?」
『いいけど…』
「ありがとー!!!ひゃーすべすべで柔らかい……!!」
『善逸くんは弟みたいだね〜、炭治郎はすっごくお兄ちゃんみたい。』
あ、また。悲しい匂いがした。
「俺は長男だからな!」
あ、やっぱり!と微笑むAに少し胸が高鳴った。
「なんだよそれぇ!!ずるいぞ!炭治郎!」
『っ!』
「どうした?A…!」
鬼の匂いが少しづつ強くなってる。この先に何かある。
「!…あれは…?」
建物が見えた。
『鬼の気配がすごい…それに、少し血の匂い。』
「あぁ、血の匂いがする。でも、この匂いは、」
「え、何か匂いがする?」
「ちょっと今まで、嗅いだことがない。」
『それは分からないなぁ…』
「それより、なにか音がしない?あとやっぱ、俺たち共同で仕事するのかなぁ。Aちゃんとなら、大歓迎〜!」
『「音?」』
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真白(プロフ) - すんすんさん» ご愛読ありがとうございます!!かまぼこ隊にこれからもっとからませて行きたい…!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月27日 7時) (レス) id: 224d3c6bde (このIDを非表示/違反報告)
すんすん - めっちゃ好きです!個人的に伊之助と善逸がめっちゃ好きなので、絡み多くて嬉しい…!更新頑張ってください!お待ちしております^^ (2020年1月26日 23時) (レス) id: ac2bef4c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真白 | 作成日時:2020年1月20日 8時