鬼殺隊の舞姫【鬼滅の刃】

第13話▽刀マニア…？ ページ14

貴方side



「おかえりなさいませ。」


……来た。ということは、この場にいる人のみ生きていたんだ。



たったの5人。


「おめでとうございます。」


「ご無事で何よりです。」



とても綺麗な人達だった。



「で、俺はこれから、どうすりゃいい？……刀は？」



そうだ。刀だ……。


私はお兄ちゃんの愛刀しか持ってないし、貰わないと困るなぁ。


「まずは、隊服を支給します。体の寸法を測り、その後は階級を刻ませていただきます。」



隊服……！実はちょっと憧れてたり！



「階級は、10段階ございます。甲(きのえ) 乙(きのと) 丙(ひのえ) 丁(ひのと) 戊(つちのえ) 己(つちのと) 庚(かのえ) 辛(かのと) 壬(みずのえ) 癸(みずのと)」



「今現在みなさまは、一番下の癸でございます。」



癸、かぁ。早く昇格したい……



「刀は？」



この人めっちゃ刀好きなんかな？(


「本日、玉鋼を選んでいただきますが、刀が出来上がるまで、10日〜15日かかります。｣



「チッ、…んだよ。」



「その前に、」


ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ、と手を叩いた。



すると、


ｶｧｰｶｧｰ、ｶｧｰｶｧｰ


『うわぁっ！』


と、鳥？


「今から皆様に、鎹烏をつけさせていただきます。」


ん？鎹"烏"？

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