第11話▽生存 ページ12
貴方side
あれからどれぐらい走ったのだろう。
肺が痛い。手足が痺れる。
『はぁ、はぁ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ……！』
だめだA、しっかりしろ、手足を……動かせ……！！
『……ん？』
この音……
見上げると、目の前には藤の花が大量に咲き乱れていた。
……生き残れた。最終選別、勝った！！！
『……っ！！』
優しい陽の光に涙腺が解ける。
良かった……
まだ歩ける。もう少しだ。
集まりの中に進むと、私で最後っぽかった。
少ない……半分以上も減ってる。
皆食べられてしまったのか…
「Aちゃん！！！無事だったんだねぇ！！良かったぁ！！」
『！我妻くん…！』
良かった！我妻くんも、よく見れば炭治郎もいる！
でも……伊之助は？
「これAちゃんの手ぬぐいだよね？！隣においてあって、しかもAちゃんいないし！！」
あぁ…(苦笑)
『私、稀血だからさ。一緒にいたら迷惑がかかるかなって……』
「Aちゃん……！天使、いや女神のような優しさ！！もう結婚s
「Aっ！良かった無事で！Aなら来ると思ってたよ！」
てめぇ！話し遮ってんじゃねぇよぉ！！」
『炭治郎！無事でよかった！！』
「えっ！名前…っ！え！どういう関係！？もしかしてこいつがこの前言ってた伊之助ってやつ！？」
『い、伊之助っ……』
伊之助はあたりを見渡すも見当たらない。
涙が出そうになった。
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真白(プロフ) - すんすんさん» ご愛読ありがとうございます！！かまぼこ隊にこれからもっとからませて行きたい…！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2020年1月27日 7時) (
レス) id: 224d3c6bde (このIDを非表示/違反報告)
すんすん - めっちゃ好きです！個人的に伊之助と善逸がめっちゃ好きなので、絡み多くて嬉しい…！更新頑張ってください！お待ちしております^^ (2020年1月26日 23時) (レス) id: ac2bef4c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真白 | 作成日時：2020年1月20日 8時
