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第14話 以外と優しい ページ15
ｺﾝｺﾝ
「何……だ、入れ……ｹﾞﾎｯ」
口からは涎が沢山出てくる中、私は出せる範囲の声を出して言う。
ガチャｯとドアを開けながら水とお粥を持ってくる、姿似合わず調査兵服を着こなす赤羽だった。
「うわっ……酷…
あ、これ。あと……」
ガサゴソとポケットから黒の袋を出す。そしてその袋を私に渡して
「はい……これ。嘔吐袋。リヴァイ兵士長読んでくるから、それまで吐いてて」
そう言い部屋から出ていく赤羽。相変わらず昔の私の様な光の無い、死んだ目をしていたが、蜂蜜色の瞳の奥には何処か悲しい目をしていた…
第15話 ごめんなさい→←第13話 想像できない姿 赤羽side
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作者名：冬音雪華 | 作成日時：2020年1月4日 1時
