死んだかと思ったら転生して赤井秀一にガン見されてます…

２話 ページ2

(さて、玄関開けたぞ…青空が広がっているな。うん。良い天気だ。
まずは、この町の名前を知るべきだな…

町の名前を人に聞かずに知るには、コンビニで買い物だな。レシートには必ず町の名前が入るからな…
近くのセブンイ〇ブンで通帳から必要なお金を引き出し、とりあえずお茶を購入。
さｧｧここはどこかなｧｧ?
せーの、でレシートを見た私は愕然。

何故って、そこにはセブンイ〇ブン米花町店って書いてあったからね。

おいおいおいおい…

事件を呼び寄せる死神の町じゃねーか…

オイ神、確かに好きだが１度も住みたいだなんて思ったこと無いよ!?だってこの町めっちゃ物騒よ!?
やだなー…ここに転生するくらいやったらいっそ、地獄の方が良いよー
ねｪ、駄目?
神がやったぐらいだから、絶対小さな名探偵と接点あるよねー

絶対に名探偵には会わないようにしよ。

そう決心した矢先であった。
私は事件に巻き込まれた。

詰んだなこれ)

コンビニにて立て籠り事件発生〜
なんか、とち狂った男が包丁ブン回してるんですけど。
いわゆる、強盗ってやつだな。

強盗｢動くなｧｧ!!ここにいるヤツは全員レジの方へ来い!!変な動きしたらそこの女殺すぞ!!｣

強盗は私に包丁を向ける。
(あの〜この状況で非常に申し上げにくいんですが、私先ほど喉に餅つまらせて死んじゃったの…何故かこの世界に飛ばされたの…)

コンビニにいたのは私を含めた3人の客と、２人の店員がいた。

そしてその3人の客の中には知っている顔がいた。

私｢!?…あ、あ?(なんでここにお前がいるんだ!?赤井秀一!!)｣

(チョット待て。これは展開が早すぎる。いきなりFBIに出くわすか？つーか、何故いる。ハンサムスナイパー君よ)

私｢…なんで…(本当に何故)｣
思わず、声まが出てしまった。
(やべ。出ちゃった。まｧちっさい声だからバレてへん!!)

強盗｢なんでｪｪｪｪ!?金が欲しいに決まってるだろｫｫ!!｣
(やべ。聞こえてた。そしてお前に言ってない)

でも、その一言で強盗を刺激してしまったらしい。強盗は私の首筋に包丁を突きつけた。
今にも頸動脈斬られそう…
(この世界から逃げ出せるなら、チャンスかも。
オラ、はよ斬れ)
私は強盗に挑発の眼差しを向ける。
強盗｢ぐあああああ!!!!!!!!!!なんだこの女ｧ!!もういい殺す!!｣
強盗が包丁を振り上げた。
(挑発乗ってくれた〜私は解放される〜バイビー米花町〜)
しかし包丁は私の首筋には刺さらなかった。
｢ガラン!!!!｣
(およ？)

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