三十八、白鳥沢のマネージャー ページ40
天｢…なんかー｣
瀬｢…落ち着かないな｣
牛｢なぜだ？マネージャーとして有能だろう？｣
天｢だからダヨ〜…凜ちゃん無しじゃ居られなくなっちゃう♡｣
瀬｢おい。その言い方ヤメロ｣
貴｢…太一、テーピングの新しいのある？｣
川｢それなら、えーっと…あー……あ。あれだ、監督たちの横にあるあのカバンに入ってます｣
貴｢おー、さんきゅ｣
踏み出そうと1歩目を出したその時、
貴｢…い゛っ！？｣
骨が軋んだ。今までにないくらいに痛んで、思わず呻いてしまうほど。
貴｢…は、ぁ………ぅう゛…！｣
転びそうになったけど何とか持ちこたえた。
川｢…あ、あの……大丈夫すか？｣
貴｢あ、あぁ…急にごめんな。何でもねーから気にすんな｣
まだ痛む右足を抱えてテーピングを取りに行った。
白布side
天｢…ありゃ、なんかあるよね〜｣
白｢…足、悪いみたいです｣
凜さんが、あの時に足をかばっていたように、今も庇っている…
川｢…あっ。思い出した！｣
突然、珍しく大声出した太一。なんだよ、急に。
川｢あの人、昨年バリボーに載ってた…女子バレー選手のミドルブロッカー……黒尾凜さんだ……！何かしらの怪我でバレー出来なくなったって言ってたけど…｣
黒尾、凜……
確かに、名前は聞いた事あるな。太一が何度か話していた。ファンなんだろ。
川｢1年くらい見てないと思ったら、ここでマネージャーを…なんで、気づかなかったんだろ…｣
その時、
貴｢簡単なことだ。人は忘れられるものだからな｣
声のする所には、凜さんがいた。その表情はなんとも言えないものだった。
貴｢…この話は終わりな！雰囲気悪くしてどーすんだよ。ほら、練習！｣
これから俺達が、この人の過去を深く知っていく事になるなんて…思っていなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 981人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【2】東京合宿に偽ヒロインと悪女が来てクソ面白かったけど、そろそろ限界だ【ハイ... 【3】東京合宿に偽ヒロインと悪女が来てクソ大変だったけど、そろそろ終わりかも【... 【4】東京合宿に悪女が来てクソ辛かったけど、そろそろ幸せが訪れるかも【ハイキュ...もっと見る
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
🎓( '-' 🎓 )ﾎﾞｳｼﾁｬﾝ - ファ……？2度目はなくってよだと…？中y(( (2022年1月14日 21時) (
レス) @page25 id: 10ad70f45a (このIDを非表示/違反報告)
比鳥 - P丸様……？面白いですよね！ (2020年10月28日 13時) (レス) id: a491df464b (このIDを非表示/違反報告)
野生のコメント - ピー丸様www (2020年7月25日 11時) (レス) id: ca06cb15f0 (このIDを非表示/違反報告)
星乃刹那(プロフ) - 主さんすごいですね！めっちゃ色んなネタぶっ込んで来るの好きです！大好きです！（突然の告白）○丸様のネタ入ってるの笑いましたwwwありがとうございます！！ (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7c149933cf (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - いろんなアニメでできてて嬉しかった。ww (2019年9月16日 12時) (レス) id: ad68fbe9cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彼岸桜 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年8月19日 10時
