ゆらりほろ酔い弊本丸

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とんとん

じゅうじゅう

ことこと

_小さい頃、母様が料理をするのを見ていた。

魔法のようにうまれるごちそうが大好きだった。

1口食べれば怒りも悲しみも忘れるそれに憧れて

わたしも真似て、不格好なご飯を作っていた。

「__この本丸に、人間など必要ない。帰ってくれ」

「お腹空いてる？」

「ん？」

「厨借りるね」

「おい」

さてさて皆様お立ち会い

これは、酒と料理をこよなく愛するとある女が

まっくろくろすけな本丸を飯テロで浄化する話。

ほっこりあたたか懐かしの味。

心もおなかも満たされるまで、どうぞお楽しみあれ。

___attention

・今作のさにわは成人しています。未成年の皆様方は真似して飲酒などはなさらないよう。

・刀剣男士たちの年齢を考えた上ではありますが、飲酒描写が含まれています。苦手な方は回れ右

・いわゆる処女作というものです。作者は年端も行かぬ学生なので、それ相応のクオリティだと思って下さい。

・お見苦しい文になるとは思いますが、精一杯頭を捻って考えておりますので心無いコメントはお控え下さい。執筆状態：連載中