261華 ページ18
僕は驚いて俯いてしまった
まさか、思っていたことを言ってくれるとは思っていなかったから
あぁ、本当にこの子は……
僕を喜ばせることしかしてくれへんなぁ
僕が花魁たらしと言うと不思議そうにしてきた
僕は大丈夫だと言って水葉様の手をとった
すると、僕が手をとったせいか分からんけど水葉様は僕の手を離し、僕の隣から少し遠い所に座った
え?なんで?
僕はいきなりのことで分からなくなって、自分がなにかしたか聞いた
すると水葉様は近すぎるし、触っちゃダメだと言ってきた
そして謝ってきた
なんや、そんなことか
謝る必要なんて全然、むしろ近くてもいいし触ってもいいんやけど
そんなことないと言うと自分は馴染み客じゃないと言ってきた
た、確かに、他のお客様とは違ってまだ2回しか来られてない
しかも水葉様の言う通り馴染み客でもない
だけど、僕は!
君ならいいと言えばなんでと聞かれた
なんでって……
君だからいいなんて言えるわけないやん!!
96人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします! (2022年10月2日 11時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです!続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年9月18日 16時