スタッフ43 ページ45
貴方side
試合が始まると両者の攻防戦に釘付けになっている各校の選手達。
彼ら強者から何か一つでも学びを得ようとするその探究心は私達大人も見習うべき所
そしてその熱に感化されペンを走らせ今後の対策と現状をメモとして残していく。
彼等にいつか来るその日にまた見返せるように。
自分の軌跡を辿れるように。
そして見入った試合も終わりを迎え、第2回戦は白鳥沢の勝利に終わった。
おじいちゃんの隣にたちベンチに戻ってきた後輩の彼らを見れば
何処か悔しそうで、とても楽しそうな眼をしていた。
あぁ、そうだ。
この眼だ
この闘志と期待を写した純粋な瞳が好きでこの仕事を選んだんだ。
何故か懐かしくなってふと微笑むと
どうやらその緩んだ顔を選手には見られていたようで
ブレイクタイムに問い詰める為に取り囲まれる私と、
囲う巨人達(年下)
黒尾｢んーで、Aさん。さっきの微笑みはなんですかねぇ？｣
貴｢いや、特に意味は……って見てたの？｣
夜久｢バッチリ見てましたよ〜｣
リエ｢なんかめっちゃ優しい顔してましたよ！！！｣
貴｢まさか見られてたとは…皆の事見て思い出してただけだよ｣
夜久｢思い出してた？何をですか？｣
貴｢私の夢を｣
黒尾｢夢、ですか？｣
貴｢そう、この仕事を続ける原点｣
後輩達と談笑しているとどうやら幾つかの視線はこちらに向けられていて
急に恥ずかしくなり理由をつけてその場をそそくさと離れた
貴｢……おっと、じゃあ私はこれで｣
黒尾｢あ、A…さん……行っちった。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1749人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クローバー - 続きがとても楽しみです！更新待ってます！ (2022年11月27日 13時) (
レス) @page45 id: 2eef374a06 (このIDを非表示/違反報告)
霊 - 続き楽しみです!!!!((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (2022年8月2日 12時) (レス) @page43 id: a7ec9a2012 (このIDを非表示/違反報告)
ゼン(プロフ) - あの〜次、、更新、いつですか？、、続きが、、気になります、、、 (2022年4月5日 0時) (レス) @page43 id: 7e17b8d3e2 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - あああさん» ありがとうございます！不定期にはなりますが温かく見守って頂けると嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月10日 23時) (レス) id: 7e444a77dc (このIDを非表示/違反報告)
あああ - すごく面白くて好きな小説なのでゆっくりでいいので更新してほしいです(^▽^)/ まってます！ (2021年12月29日 17時) (レス) @page40 id: 10f6e45005 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：椿 | 作成日時：2021年2月9日 2時
