推しは守り助けるもの 参【鬼滅の刃】

佰弐拾肆の型 ページ24

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カナエ「…？」




『ふふ、まずは相手の攻撃に慣れること。

"相手がこうした時は次はこの攻撃がくる！"って理解するの。』




カナエ「成程…隙を作らせるっていうのは？」




『攻撃の合図が分かれば大体は動ける。


少し卑怯だけど、相手を騙すの。

騙す方法はなんでもいい。


目線でもいいし、身体を行く方向とは違う方向に少しだけ動かしてもいい。』




カナエ「騙されると相手が空振る…それが隙になる…！」




『ふふ、正解。

相手が強くても決して諦めては駄目。どんな犠牲を払ってでも勝ちなさい。』




カナエ「ええ！頑張るわね！」




『あ、"先手必勝"。この言葉も忘れないで。』




カナエ「わかったわ！ありがとう、師範。



そういえば私、この後任務があるの。もうそろそろ行かなくちゃ。」





『どんな任務？』





カナエ「あまり詳細はわからないんだけど…女性が消えているみたい。

それも全員宗教に入っているの。不気味だわ…。」




女性……宗教……。







oh…まさかの今日…！！！！




『柱が行くなら十二鬼月でもおかしくない…私も自分の任務が終わったら行くよ。』




カナエ「うふふ、私一人でも大丈夫よ？

もう柱なんだから！」ﾄﾞﾔｻｧ





『ふふ、それもそうね。

でもカナエちゃん、気を引き締めて行って。

勝つと決めたら勝つこと。約束ね？』





カナエ「うふふ、わかってるわよ、また会いましょう？


じゃあ、行ってくるわね。」




『行ってらっしゃい。』





頑張って、カナエちゃん…。




ー


カナエちゃんを助けるにはまず自分の任務を終える。


鴉にカナエちゃんの場所は教えて貰ってる。



これがまた遠い。




『はァ…(カナエちゃん大丈夫かな…。)』




カナエちゃんの心配をしている間にも鬼を斬る。



鬼「死ねェッ！！」



ｻﾞｼｭｯ…ｺﾞﾄ



『ふぅ…これで終わりかな？』




鴉「任務完了！！花柱ガ苦戦シテイル！」




『夜明けまでもう少し…。急ごう。』




堪えて、カナエちゃん。

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