【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女【ハイキュー】

九話 ページ10

澤村side




うちのマネの顔面偏差値は非常に高い。

俺たちと同い年の清水。誰もが認める美人マネージャーだ。

そしてもう一人、1年の藤咲A。この子の第一印象は強烈だった。


あの藤咲神社の巫女だというのは、入学式から噂になっていたから認知はしていた。

だが、バレー部のマネージャーとして入部した時、あの子は言った


『影山飛雄！！！！うわあああ！すごおおい！こんな至近距離で見れる日がくるとは！』



目を輝かせていた。

元はバレー部らしい。バレーが好きだという思いは、俺たちの練習をキラキラ見ている姿でわかった。

そして何と言っても、この子の本性は意外なものだった


『うるっさい！また教頭に目つけられるでしょうがああああ！！！！！』



影山と日向を叱るAは、あの「可愛い妖精」と言われる姿からは考えられないほどパワフルな女だった。


俺たち先輩にも遠慮がない。


『私、バレー部の皆さんからは苗字で呼ばれたくない。名前で呼ばれたい！なんか青春っぽい！』


よくわからない理由で俺たちは苗字呼びを禁止され、名前呼びとなった。



初めて関わるような性格の持ち主の女の子。

いや、女の子と言っていいのだろうか・・・。


あんな重いものを持ちながら、俺たちのランニングについてくる子を！！！！


今は笑いながら清水と食器を洗っている。

清水は家が近いから、帰るらしいがAは俺たちと同様合宿所に泊まる。
初のお泊まりだー！とテンションが上がっていて、横にいる清水もその様子をみて笑っていた。



うん、普通の女の子だ。

体力お化けコントロールお化けなんてあだ名が今回のことでついたが、可愛い後輩だ

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