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三十八話 ページ39

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一回戦目、特になんの問題もなく試合は終わった。

変人速攻をやらなかった、と青城の監督は少しがっかりしたように見えた



なるほど、それを一応見ておきたかったんだ。




ノートを閉じて、カバンにしまうと、及川さんの手がポンと私の頭の上に乗った



『え?』



及「次は一応強い伊達工業だ。烏野の連中によろしく言っておいてね」


『はい、伝えておきます。絶対に勝ち進みますから!』


日「あ!大王様が頭撫でてる!」


下の方から日向の声がして、私たちの方を見ていた。

みんなの顔があからさまに引きつっているのをみて、及川さんは笑いながらさらに私の頭を撫でる


性格黒いな〜あの人


『それじゃ、及川さん失礼します』









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次の伊達工戦。


先輩たちの雰囲気がいつも以上に、ピリピリしている。


東峰と西谷先輩が何かあってしばらく部活にきていない時期があったのは知っている。
それが前回の伊達工戦が原因だと聞いた。




何か声をかけたいけど、こういう時はきっとコートの中で戦っていない私からの言葉は変に
プレッシャーがかかってしまうかもしれない。


とりあえず、見守るしかないんだ









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二回戦目が始まる。


西谷先輩が、試合前に全員に声をかけていた。
そのおかげで、さっきまで走っていた緊張感が少し薄くなっていく









試合が進んでいく中、ノートでスコアを書きながら、上から見ていると
やっぱり影山のトスがすごいことがよくわかる

機械のように、一人一人が打ちやすいようなトスをあげている。




そして、今日初めての変人速攻




『ナイス日向影山!』



いやー何度見ても痺れる!
日向もすごいけど、影山もすごい!

そこら中から、「烏野の10番」と聞こえてきている。ふふ、そうやって注目していればいいさ。
すごいのは日向だけじゃないんだから









そのうち、烏野の女子バレー部の人であったり、OBの人たちも
やってきて、応援が賑やかになる。




私も一緒になって応援しながら、記録を書き進めた









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ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時

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