検索窓
今日:19 hit、昨日:58 hit、合計:481,962 hit

三十五話 ページ36

.





.





.



部活も終わりに差し掛かり、いよいよ横断幕のお披露目の時間がやってきた。


私は清水先輩と一緒に二階に上がって大きな横断幕を広げる。



そして、あまり口数の多くない先輩が部員に向かって言葉を放った


清「が、頑張れ」





一気にシーンとなった途端、先輩たちは涙を流していた。



私も胸を打たれた。


顔が、赤い。。可愛い。こんなの言われたら私も平常心じゃいられない




清「ちょっと、まだAちゃんの言葉残ってる」





涙をふき、再びみんながこちらをむく




『えっと、今日は迷惑かけてすみませんでした。
私からは言葉での応援ではなく、写真での応援にしたいと思います』





携帯を出して、一斉送信を送る。




西「ふがああああ!!」


田「なんだっこれは!!」




携帯を持ったまま、先輩方は次々と地面とこんにちはをする。
上から見てると本当にカオスで、笑いが抑えられない




澤「これは、いい写真だ!」



菅「特に西谷と田中にはいい薬になるな」


私が送ったのは清水先輩が一生懸命横断幕を綺麗にしている写真だったり、
他にも笑った先輩の貴重な写真。



『私は、みなさんがバレーしている姿、本当に大好きです。応援してます!!!』





「「「「「おっしゃああああ!頑張るぞ!!!!!!!」」」」」









.







.








.









.









.

体育館に、たくさんの高校のバレー部が集まっている。
こんなにジャージってあるんだ〜と変な感想を抱いてしまうほど
色とりどりの人がいる


その中でも私たちのジャージはすごく目立ってしまって、視線が集まる



日「ふおおお!でっけえええ!こんな体育館でやるんだな!」



『日向、目がキラキラしてる』

月「なんか同じ高校だって思われたくないんだけど」


『それはないぜツッキー。君と同じMBだよ』


月「ツッキーってやめてくれる?」



はしゃぐ日向と2年の先輩から少し離れたところで、私は月島と影山と歩いていた


月「王様、今日あんまり喋らないね、緊張してんの?」

影「は?んなわけないだろ」

『ひえー。多少緊張しなよ。逆に怖いよ』


とりあえず、大きな荷物をおろす。
他のみんなも、それぞれ準備をするために、地面に腰をおろし始めた。




みんながそれぞれ準備をしている間にもう一度、廊下に貼ってある今日の試合の予定をメモしに行こうと烏野の場所を離れた時だった







「ねえ、君可愛いね!」

三十六話→←三十四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (197 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
456人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。