三十三話 ページ34
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「すげー!A!これお前がやったのか!?」
「こらああ!!藤咲様を呼び捨てにするなっ!!!」
「なんだと!AはAだろうっ。いちいちうるせえなこいつ!」
「この方を誰だと思ってるんだ君は!」
「ああああごめんなさいごめんなさい!俺から言っておきます!
Aさんも、ごめんなさい!」
「ふふっ、別にAは気にしないと思いますよ。ね、A」
誰?この声は.....
どこかで聞いたことがある。
すごく、懐かしい。
そして、温かい
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「A。ここは任せて。こいつだけは私の手で!!!」
『わかった。私は、別の方を倒してくるっ!絶対に、絶対に最後まで戦おう!』
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「死亡〜!○○○○○死亡〜!」
『ふっ...うっ....』
「っ泣いてんじゃねえ!!前を向け!次くるぞ!」
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覚悟はしていた。絶対に生きて会うことはないって。
二人で約束したもの。例え骨が残らなくても、他の者が少しでも楽になるように。
力が足りなかった彼女。
特別な血が流れてる私。
私たちが犠牲になることで、少しでも数を減らせるなら。。
でも、彼女は私より先に逝った。その事実を聞いた時、ああ今度は私が死ぬんだって現実を突きつけられた感じがした
もう私は、みんなとおしゃべりはできなくなる。
この戦いが終わる頃には、私の体はなくなっている
悲しい。虚しい。寂しい。
でも、私は....それを覚悟でここまでやってきた。
後に続くあの優秀な子達のために
少しでも力になろう
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『っ......』
山「あ、起きた!Aちゃん!!大丈夫!?」
日「おおおお!よかった!どうしたんだ?怖い夢でも見てた?」
気がつくと、目の前にはバレー部のみんなの顔がズラッと並んでいた。
え、何これ、どここれ
澤「よかった、先生の話だとずっと起きてないって言うから・・・」
『・・・あなたたちは、誰ですか?』
「「「え??」」」
私の言葉に、一気に青ざめたみんな。
一年組は、口をパクパクさせてて二年生は、叫び出し、三年生は固まっている。
『って言うのは冗談で』
影「んなっ!!ボゲ!Aボゲ!!」
西「やめろよ!めちゃくちゃビビったじゃねぇかよおおお!」
すみません、つい出来心で。
いや、でも私なんでここにいるの?
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ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時