検索窓
今日:22 hit、昨日:7 hit、合計:481,907 hit

二十七話 ページ28

..



.

.




結局、他校の人に送ってもらっている私。

こんなことバレー部のみんなに知られたらなんと言われるか!
裏切り者とか言われそう・・・



練習試合であんまりこの人たちのことを知ることはできなかったけど、結構面白い人たちだし、優しい。意外と。


金「そういや、俺たちも毎年お守り買ってるわ。なあ国見」

国「・・・おう」

『お!そうなんだ、ありがとう!』

特に金田一君。最初は影山とのこともあって、あまりいい印象はなかったけど話すと結構楽しい。
国見君はまあ静かだ。なんとなく、月島とおんなじ種類の人間だと思う

『もしよかったら新しいお守りあるし、着いたらあげるよ』


金「え!いいのか?」

『もちろん!』

及「なになに?なんの話?」

国「藤咲神社のお守り、俺と金田一にくれるらしいっす」

わざわざ国見君が、「俺と金田一」という部分を強調する。

それに少し反応して、及川さんの顔がわかりやすく変わる

目が、キュルキュルしてる。わかってらっしゃる自分の武器を。

『っあげますあげます!もちろん及川さんと岩泉さんにもあげますって!
ちょっと国見君、君結構性格悪いね!?』

国「それほどでも」

『褒めてない!』



話していると結構あっという間。
神社の鳥居と、上に続く階段が見えてくる。



及「ちょっと!?めっちゃ暗いんだけど!」


『あれ?電気切れちゃってる・・・』


鳥居から向こう側が、いつも以上に暗くて、結構不気味だ。

そして、タイミングが良いのか悪いのか



遠くの方で唸り声が響いている。すぐに止んだが、そのタイミングの悪さにに4人は足を止めた


『あはは。意外と階段少ないので、急いでお守り取ってきますね!ここで待っててください』


及「べ、別にビビってないからね!?」

岩「別に、わざわざお守りは良いぞ?気持ちだけで」

『いやいや!ここまで送ってもらったので渡したいです!ちょっと待っててくださいね!』



4人を置いて、急いで階段を駆け上がる。
暗いけど、いつも登り慣れてるからへっちゃらだ。

でもあとで業者に電話しておかないと、お参りにきた人は困っちゃう。




急いで家の中に入り、作ったお守りの中から水色のお守りを手に取る。

そして、また階段を降りていった








「グワァァァ!!!!!!!!!」




あと少しで鳥居が見える場所まできた時だった。

下の方で嫌な声が響き渡った。





『っ!まさかっ!!!!』

二十八話→←二十六話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (197 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
456人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。