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十三話 ページ14

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先生もキャプテンもあの声で起きたのだろう。


危ない、危険だと言われ、勢いよく引っ張られながら玄関へ向かう。



武田先生が玄関に手をかけた瞬間、私たち三人の後ろで金属音が響いた



驚いて、後ろを向くと、そこには



頭と口元を黒い布で覆った男性が立っていた







右手には刀、そして左肩には、項垂れた男性。





澤「っ誰だ!」



?「・・・・睡眠の邪魔をして申し訳ない!!見なかったことにしてくれ!!!」



夜中だというのに、ものすごい声量で話す男性。


『いや、あの、見なかったことにはできないんですが』


軽々と肩に男の人を乗せてるんだけど。というか、肩に担がれてる男性の爪と歯がすごい鋭いんですけど。
口周り血がついてるんですけど


武「やはり、鬼・・・」

武田先生の言っていたことは本当だったらしい。

確かに、鬼だ。

この鬼が、毎晩住民を困らせている唸り声の正体、、、



?「君たちの安全は確保されている!安心してもらいたい!」


それだけ言うと、鬼を担いでいる男の人はあっという間に姿を消した。


一体、あの人は誰?
刀、って今の時代銃刀法違反じゃないかな?

鬼の研究してる人?やだ、鬼脱走して捕獲頑張ってるってこと?


いや、さすがにそれは警察が黙ってないぞ。というか世界の一大事だぞ!!!!





澤「た、武田先生・・・」

武「やはり、何か変なことが起こっている。
澤村くん、藤咲さん、とりあえず中に入りましょう」

武田先生に促されて、急いで玄関に入る。






澤「警察に、連絡するべきですよね」

武「・・・念のため、僕がしておきます。
澤村くんと藤咲さんは部屋に戻ってください。それから藤咲さん、君は明日の朝、説教です」


『えっ!?』

武「当たり前です。一人で外なんて出たんですから!」



ほら、さっさと寝なさい、と背中を押され私とキャプテンは部屋に戻る。


キャプテンも厳しい顔つきで私の行動に注意をし、部屋まで送ってくれた。




澤「とりあえず、今日見たことは、明日考えよう」



『・・・はい・・・』

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ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時

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