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ある日……予想していなかった事態が起きた。


その日も俺は、相変わらず猫カフェで仕事をしていた。

B「一松くん、誰かが呼んでるよ。」
一「え?あ、あぁ。はい。わかりました、ありがとうございます……」


俺を呼んでる?誰が??

俺は入り口に目をやった。



_____________________カラ松。




ズキン…



ふいに、心臓の鼓動が速くなってしまう。
息もしづらくなるし……

なんでここがバレたんだろう。
バレないように、遠くの猫カフェで働いてたのに、サ。



一「すみません、少し抜けます!」


そう言って、俺はカラ松の腕を掴み、路地裏へと入った。


一「なんでここに来たんだよ!!」


バシッ


俺はカラ松の頬にビンタをかました。

カラ松はそのまま吹き飛んで、壁に激突した。
でも、すぐに起き上がって俺の胸ぐらを掴み上げてきた。


一「くっ……苦しっ……………やめろって……」
カ「一松。」


カラ松の声はとても低くて、怖かった。


カ「働いているんだ、な?」
一「だったら、なんなんだよ!!」
カ「なんのために、働いてるんだ?」
一「別にいいだろ!?金が欲しかっただけだし!」
カ「……………そうか。」


カラ松が手を離すと、俺は地面に叩きつけられた。
そりゃそうか。
カラ松の方が、俺より少し背が高いんだから。


カ「…………なぁ、それじゃ、


なんで六つ子を辞めたら、なんて言うんだ。」



一「!!」

なんで、なんでこいつがそのこと知ってんの…!
しかも、絶対バレたくないやつに………!!


カラ松の顔、ここからではよく見えない。
…怒ってんのか、それとも………もっと別の顔をしてるのか、わからない。



カ「一松………」

カラ松の声が聞こえて、俺は顔を上げた。


一「なんだよ!!」



俺はつい、毒付いた。


…少し間を置いて、カラ松が言った。



カ「六つ子を辞めるなんて………言わないで………………」




それも、





泣きながら。

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おそ松さんgirl(プロフ) - 極度の冷え性さん» えええええ!?え!?あ、え!??だ、大丈夫ですか!? (2018年3月1日 16時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
極度の冷え性 - あぁああぁ……あぁああぁっぁ…((壊 (2018年3月1日 5時) (レス) id: e99bfcca08 (このIDを非表示/違反報告)
おそ松さんgirl(プロフ) - 相澤焦凍さん» ありがとうございます!ネタが続く限り頑張ります! (2017年12月26日 17時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
おそ松さんgirl(プロフ) - ヨナさん» それも好きだぞ!っつか、返信遅くなってすまん!! (2017年12月26日 17時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
相澤焦凍 - 面白い!もっと書いて下さい! (2017年12月26日 17時) (レス) id: 264fad6c8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松壱 | 作成日時:2017年8月6日 0時

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