アイドルのシェアハウス２

助っ人 2 ページ9

ーHAYATOサイドー

永人さんから、連絡があってむかったのはシェアハウスをしている家。

家に着いてすぐに、フラフラのメンバーさんと、豪志さんの妹さんの、Aちゃんが出迎えてくれて……

聞いた話によれば、全員熱でAちゃんを見て居てほしい。との事。

妹さんには、障害があるって聞いたけど、大丈夫かな。

……なんて心配していたけれど
大人しく絵を書いていた。

HAYATO「Aちゃん、おにいちゃんたちに、お手紙かく？お熱早く良くなるように」

話の内容を理解したのか、してないのか……
頷いたAちゃんの手を取り、一緒にペンを持って「はやくげんきになってね」と書いた。

その下には、Aちゃんが、上手に書いたメンバーの顔。

それを、それぞれ担当カラーの封筒に入れ、おもちゃ箱に隠した所でみんなが帰って来た。

HAYATO「どうでした？」

上田「全員インフル……」

そんな事もあるだろうと、俺は一階の和室に全員分の布団をひいておいた。

ー夜の7時ー

そっとタオルを交換しに和室に行くと
しんどさからか、みんな起きていた。

ソファーでスヤスヤ眠るAちゃんを眺めながら「ごめんね」と声をかけたのは、豪志さん

中村「ごめんね、大変だったでしょ」

HAYATO「そんな事ないですよ。とってもいい子でした。あ、おかゆ作ったんですけど、食べれそうですか？」

薄味に作った卵粥を、みんな食べ再び眠りについた。


そっと体温を測ると、みんな39.0度を超えていて……

心配だったけど明日も仕事だから。と

俺は冷えピタを替え、朝食、昼食、そして夕食を作り、枕元に手紙、そしてテーブルに置き手紙を置いてそっと玄関を開けた。

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