バレンタイン 後編 ページ5
〜〜〜〜〜アジトにて〜〜〜〜〜
今日は、
パクノダ・ウボォーギン・ノブナガ・マチ・クロロ・シャルナーク
の6人が集まった。
「「はぁ〜。」」
アジトにノブナガとウボォーギン、2人のため息が響く。
「どうしたのさ、ため息なんてついて。」
シャルナークがそう訊くと、ノブナガとウボォーギンはシャルナークを見やって口を開いた。
「今年も」
「貰えなかったな、と。」
ノブナガとウボォーギンが(シャルナークを見やる目に若干の『どうせお前は貰ったんだろイケメン滅べ』という怨念が籠っているような気がしないでもない)死んだ目をしながらそう言うのに、パクノダが納得したように呟く。
「ああ。バレンタインですものね。」
「モテない男は困るねえ♦」
「あぁ！？ケンカ売ってんのか！！
＿＿ってヒソカテメェいつの間に来やがった！？
テメェたまに来たと思ったら…！じゃあお前は貰えたのかよ！」
あまりにも自然に会話に入ってきたヒソカの言葉に激昂しながらノブナガが問いかけるが、
「貰えたよ？」
ヒソカは勿論(流に)貰っていた。
「「「「はぁぁぁ！？！？」」」」
この返答を予想していなかったマチ、クロロ(本を読みふけっていてあまり話を聞いていない)以外のメンバーが驚きを口に出した。というか全身で表した。
流がいたら間違いなく、
「どうしてそんなに驚くの？
ヒソカお兄ちゃんかっこいいんだから貰えるに決まってるじゃん！」
とでも言うだろう。
「今日は仲間だと思ってたのに…！」
「裏切り者がぁぁ！」
2人は泣きながら悲痛な叫びをあげた。
当たり前だが
というか寧ろ怖い。
「むさい男が泣いても何も感じないからやめてくれないかい♠
…あぁそうそう、団長♦」
声をかけられたクロロが、少し面倒臭そうに本から目をそらしてヒソカの方へ視線を向ける。
「なんだ。」
「知り合いの子が是非アナタにってさ♣」
「誰だ？」
「匿名希望だって☆
毒とかは入ってないから安心しなよ♥
…あ、マチにも渡しといて欲しいってさ♥」
「…もしかしてあの子かい？」
「そうだよ♦」
少し怪しんでいたマチも、流からと訊いて安心したようにチョコを見た。
「ふーん…。団長、毒は入ってないよ。アタシが保証する。」
「そうか。なら後で食べるとしよう。」
「信用ないなあ♦」
クロロの言葉にヒソカがそう答えているとき、男2人はまだ絶望していた。
「「世界は無慈悲だ…。」」
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雪染めの蝶(プロフ) - あきほさん» ありがとうございます！私もあのシーン書いててすごく楽しかったです(笑)これからも面白いと言ってもらい続けられるように全力で書いていきたいと思います！！ (2020年1月24日 12時) (
レス) id: 291260e84a (このIDを非表示/違反報告)
あきほ(プロフ) - ゼノさんとシルバさんの所おもしろくて爆笑しましたwww蝶さんの描く作品はじめて見たけど最高におもしろいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月21日 23時) (レス) id: 7b4e9ea3d6 (このIDを非表示/違反報告)
雪染めの蝶(プロフ) - チョコチップさん» ありがとうございます(^-^)人形遊びとは思えない内容（笑）いい姉妹ですね(*^-^*) (2017年4月30日 22時) (レス) id: 3a986a40c7 (このIDを非表示/違反報告)
チョコチップ - なんだこれ。(笑)感動的すぎる(笑) (2017年4月28日 22時) (レス) id: 4b64af542d (このIDを非表示/違反報告)
雪染めの蝶(プロフ) - ありがとうございます(=^_^=)最近更新が遅れているのでもっともっと頑張りますo(^-^)o (2017年4月3日 18時) (レス) id: 3a986a40c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪染めの蝶 | 作成日時：2017年2月18日 21時
