大嫌いなひと【不死川実弥】

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「カァ、カァ、
キョウノニンムハ、コレデオワリダ！」








数日後、今日の任務も無事終わり家に向かっていた

あっ、そういえばお米切らしてたんだった最悪だ…
私は歩く向きを変え市場に向かった









「Aーー！！！！！おーい！！」









少し先からそんな声が聞こえた、もしかしてこの声って炭治郎、！？







「久しぶり！Aの姿が見えたから追いかけてきた！任務はもう終わったのか？？」




『久しぶり、！いまさっきおわったよ、だから今から市場にお米を買いに行くところ』





「そっか、！
あの…じゃあもし良かったらなんだけど一緒に夜ご飯食べに行かないか？？」




美味しい蕎麦屋を知ってるんだけど、、
と少し頬を赤くしながら言う彼に私はいいよといった




久しぶりの外食に私は胸を躍らせた









商店街に入り少し歩くとピンクの髪色に毛先は緑という特徴的な女の子が目に止まった
なんか見覚えがある…


あ、そうだ、あの人恋柱の人だ




「そういえばね、ここら辺に御館様の家があるらしいから柱合会議後とかに皆で夜ご飯食べたりするらしいよ、甘露寺さんが言ってた
だからもしかしたら柱合会議の後なのかな？」


『へー、そうなんだ皆でご飯って楽しそうだね』





柱達って意外と仲良いんだ、羨ましいな、
そんなことを思っていると







「何やってんだぁ？お前」



背後からそんな声が聞こえた、




「…………」




そうだった、この人も柱だったんだ完全に忘れていた





「…ブスが一丁前に男なんか連れちゃって、役立たずが調子乗ってんじゃねェ、頑張って愛想振りまいたってお前なんか誰も相手にしねーよ」






『……………』






いきなり現れて、なんでこんなことをいちいち言ってくるんだろう、
しかも炭治郎の前で、

私が何をしたって言うんですか






『そんなつもりじゃ、』





言われっぱなしにも限界が来て、反論しようと口を開いた







だけどその前に隣にいた炭治郎が言葉を発した





「Aは、ブサイクなんかじゃないです」









「…あ゛？？」

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