大嫌いなひと【不死川実弥】

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嫌なことを思い出したな、









今日だってせっかく早起きして作ったおにぎりも彼の言動で全て無駄になる。
あー、また誰にも食べて貰えなかった。
そんなことを思っていると







「そのおにぎりひとつ貰ってもいいかな、？？」






『え、、？』





「あ、一応今日の任務で一緒だったんだけど、俺らのために作ってくれたなら食べてもいい？」






『あっ、、どうぞ、！』





いきなり話しかけられ、戸惑っている私をみては
ありがとうと微笑む彼









「さっきの人って風柱の不死川実弥さんだよね、…いつもあんな感じの人なのか？
柱だからってなんでも言っていい訳じゃないのに、、酷い人だね」




『い、いや、あの人のことは気にしないで、、私は嫌われてるから言われてるだけだし、
それよりありがとうね食べてくれて』




「いや！お礼をゆうのは俺の方！
こんなに美味しいおにぎり久しぶりに食べた、ありがとう」


俺の名前は竈門炭治郎、よろしくね

そう言い炭治郎と名乗る少年は笑った

私もそれに続き、自分の名前を言った




その後は炭治郎に妹が鬼だとかぶっ飛んだ話をされたり、、、、
いろんな話をしているうちにいつの間にか夕方になった









『もう日が暮れるしそろそろ帰ろっか、
私、炭治郎と話が出来て楽しかったありがとう』






「俺もAのこと知れてよかった！
俺は長男だから、何かあったら気軽に相談してね！」


じゃあ気をつけて！そういい炭治郎はこの場を去った






こんな私でも態度変えずに話してくれる人なんて久しぶりに出会ったな
優しくて明るくて真っ直ぐで、私もあんな強い人になりたい



彼の後ろ姿を見ながら私はそう思った

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