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幼なじみの彼は、鬼殺隊において最高位に立つ9人の剣士の1人だった
目が合っただけで殺されそうな顔をしているくせにたまに見せる優しさが女子から密かに人気だった、私はそんなこと彼から感じたことは無いけれど
同じ時期に鬼殺隊に入ったのに私は何をやったって彼には勝てなかった、昔は彼に追いつくよう頑張ってきたけど圧倒的な才能の差で先をいってしまう彼をみると自分が惨めに見えてとても嫌になったりした
稽古をしてくれたり、技を教えてくれたり昔はよく一緒に遊んだりもしていたけどいつから変わったのだろう、
柱である彼に皆の前で罵声されるもんだから私はいつの間にかみんなに避けるようになった
だからいつも独りだ
私のことが嫌いなら存在自体がいやなら関わってこなければいいのに、
そう思った私は1度だけ彼に話したことがあった
『私自身が気に入らないなら、嫌いならもう関わってこないで。話しかけてこないで』
そう言うと
「あ゛…?」
瞬間、彼から感じる怒気に私は身動きすら取れなくなってしまった
「1人で居るお前に情けでいてやってんのに出来損ないがこの俺に指図するんじゃねぇ」
何を言っているの、?私を1人にしたのは全部あなたのせいなのに…
あなたがいなかったらこんな私にだって友達が出来たのかもしれないのに
そう思い彼を睨んだ
「はっ、?なんだよその顔、
…俺をなめてんのか?」
そう言うといつの間にか近くにきた彼に片手で首を締められた
「…さっき言った言葉、訂正しろ」
『…っは、くるし……やめっ…』
息ができない
苦しい
「1人ぼっちのお前に構ってやってるのになんだそれは?調子に乗るな、早く謝れよ
じゃないとこのまま絞め殺すぞ」
恐ろしかった、彼から放たれている殺気で本当に殺されると思った
『くはっ…、ご…ごめ、ごめんなさ…い』
…あの一件で幼なじみだった彼が恐怖の対象に変わっていった
あの時の空気が本当に怖くて何を言われても言い返す度胸がなくなった
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ジェリー - ありがとうございます!宇須さんのお話も楽しみにしています(≧▽≦) (2020年11月18日 18時) (レス) id: f794759a3a (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - ジェリーさん» ありがとうございます!過去ですかね!?遅くなってしまうかもしれないですが頑張ってみます! (2020年11月18日 15時) (レス) id: 11049d159f (このIDを非表示/違反報告)
ジェリー - 完結おめでとうございます!ちひろさんが書くヤンデレ不死川さんが凄く好きだったので、良ければまた読めたら嬉しいです!不死川さんはどういうきっかけで好きになったんだろう、と主人公と不死川さんの過去も気になりました!勝手なお願いで、すみません( ノД` (2020年11月18日 8時) (レス) id: f794759a3a (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ(プロフ) - ジェリーさん» 最新話まで読んでいただき嬉しいです!他の作品も作っていきたいので短編にしてますよ!出来たら長編も挑戦してみます! (2020年11月16日 21時) (レス) id: 11049d159f (このIDを非表示/違反報告)
ジェリー - この後どうなるんだろう…とドキドキしながら最新話を見ました!!!短編小説と書かれていましたが、ぜひもっとお話を読みたいとまで感じました! (2020年11月16日 20時) (レス) id: f794759a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せどま | 作成日時:2020年11月13日 3時